2010年06月02日

TS関連リンク6件追加です

 更新停滞している間に、TS関連サイトがどんどん誕生していました。
 一気にリンクさせていただきましたので、簡単にではありますが報告いたします。


 way2さんのway2exのブログ
 18禁創作中心。道具によって人格のコピーを植えつける「ブローチ」が面白いですね。

 きばみんさんのTS関連ブログ(仮)
 TS・女装モノの紹介・感想。ニコ生でも活動されているようです。

 TSFGIRLSさんのTSF-GIRLS!!
 TS・女装モノの紹介・感想。「はずれのないTSF」を目指して、クオリティの高い作品の紹介を心がけているそうです。

 憑五郎さんの憑五郎のTS日記
 18禁創作中心。憑依や入れ替わりモノのイラスト付きSSを公開されています。

 xxhogexxさんのxxhogexxのブログ
 18禁創作中心。スライム憑依や皮モノ、ヴァーチャル体験など豊富なシチュエーションが楽しめます。

 ふぁるえるさんのTS・女装・入れ替わり作品収集所
 TS・女装モノの紹介・感想。細かく分けられたカテゴリが親切でありがたいですね。

 
 TS系サイトへのリンクも随分増えましたね……。独自色を出しつつ長く頑張ってほしいものです(^^)
posted by nekome at 21:50| Comment(4) | TrackBack(0) | お知らせ

2010年06月01日

最高に幸せなエンド『純★愛センセーション』5巻

 ついにハッピーエンドっ!!

 おおばやしみゆき『純★愛センセーション』5巻(ちゅちゅコミックス)

 掲載誌の休刊が決まった時には心配になったものですが、これは素晴らしい出来!
 分量的に苦しいところもあったでしょうに、よくまとめてくれました。
 「このラストは間違いなく気持ちイイッ!!」という帯の文句に偽りなしです!


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2010年05月31日

並ならぬ説得力を持つTSモノ「境目のない世界」第9話

 いよいよ杜前くんに再選択の日がやって参りました!

 『ペンギンクラブ』7月号には、久々に幾夜大黒堂さんの「境目のない世界」(第9話)が掲載。
 待った甲斐のある、実にクオリティの高い内容です!

 冒頭にも書きましたとおり、肉体の変化と移植用臓器の準備が順調に進んだ杜前くんに、いよいよ手術の日がやってきます。
 この作品は世界観がきちんと作られているので、手術の日前後の描写にも凄く現実味があるんですよね。
 わたしに専門知識はないんで正確さまでは測れませんが、「科学技術による完全な性転換が実現している世界」に説得力を持たせるため、並ならぬ力が注がれていることがわかります。エロを入れる関係もあってページ数の制約が大きいエロ漫画でここまで描いているのは凄い!

 その上で! エロもまた凄いんですよ!
 完全な女の身体を手に入れた杜前くんと、男の身体を手に入れた鷹谷さんのHシーンは必読ものです。
 かつてここまで丁寧に表現されたTSエロがあっただろうか?
 これは単なるTS好き(特に男性)にはなかなか描けないでしょうね……。冷静な視点と、経験したことのない感覚を想像する妥協なき努力、それらが結実した素晴らしい内容になっています。
 
 この作品を読まずにTSエロを語るなかれ、と言ってしまって良い。
 完全なものとはいっても、「手術による性転換」でTSの美味しさは表現できているの?と不安に思っている方も少なくないかもしれません。
 ですが、そこはまったく問題ないと保証しましょう。

 また、「魔法みたいにご都合主義的なのじゃなくて、もっと説得力のあるTSモノが読みたい」と思っている人には全力でオススメしたいですね。

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腐女子として振舞うのは「好きだから」『フダンシズム−腐男子主義−』6巻

 表紙は松本部長ときよきよの女装姿だと……。胸が熱くなるな。
 男子中学生の白い太ももが眩しいです、ええ。

 もりしげ『フダンシズム−腐男子主義−』6巻(ヤングガンガンコミックス)

 サークル・ゴジャッペ+クラスメイトで「てんみこ本」を作ろうと張り切る数君(アマネさん)、原作の思わぬ展開で悩む小西さんに「男体化で!」と提案しています。成長したなあ……。
 いや、「そこ感慨深く言うところじゃないよ!」とか野暮な突っ込みはナシですぜ。
 初期の数君を見てください。「オタクらしく」「腐女子らしく」振舞うことに必死になるばかりで、自身の内から発する欲求や萌え心に基づく言動はなかったのですよ。
 はっきり言って、小西さんと一緒にいるための演技の産物だったわけですよ、「腐女子・アマネ」という存在は。
 しかし今の彼(彼女)は、腐女子(腐男子)として過ごす時間を心から楽しんでいます。
 冬コマ(冬コミ)に紛れ込んでしまった一般人に、女装コスプレをしている男だとバレて理由を問われた時の「好きだから」という台詞には、心情面の変化を強く感じさせるものがありましたね。

 それにしても、この作品のコマケ(コミケ)回の同人イベント愛にはぐっと来るものがありますよ!
 コスプレをしている東峰さんたちと、前回の夏コマで撮影をしてくれたカメコさんの会話、
「あ…あのー 私達に会えるかわからないのに この量持ってきてくれたんですか?」
「なんとなく コマケだから 会えるんじゃないかと思っていたんですよ」

 には正直涙ぐみました。
 「会えるとは限らないじゃん」という野暮なツッコミはなし。
 「会えるんじゃないかな」。こっから繋がる関係があったりするんですよ。その感覚を描いてくれることが嬉しかった。
 スタートじゃなくてリスタートなこともあるんですよ。サークル入場した時に、数年会ってなかった学生時代の後輩と再会した時の衝撃といったら……。以降も連絡取ってますもんね。

 かつては「自分が所属している(ということになっている)ジャンルの本だから」という理由で同人誌を買い漁っていた数君も、今や自分の感動に基づいて、新たに出会ったジャンルの本を買っていたりします。
 この時の数君――女装しているのでアマネですが――の表情を見てくださいよ。
 ドキドキしていたり恥らっていたり。初期の頃の硬質な表情とはまったく違います。
 これは単なる描き方の違いなのか?
 いや間違いなく、数君の内面の変化が表れているのでしょう。
 「好き」という気持ち、自らの内なる熱に衝き動かされるようになった数君の表情は可愛く、輝いています。

 そういった変化の表れなのか、「腐女子」としての言動を意識している時以外の、買い物に行ったりしている時の「アマネ」の反応の可愛さといったら……!
 
 そして「アマネ」としての生活が充実する一方、皆が、何よりも小西さんが幸せである時間を守るために、自らフラグをへし折る数君の姿が切ない……。これ以上のルートは存在しないのか。

 女装モノとしてもオタクものとしても、『フダンシズム』はどんどん面白くなっている。
 今こそ多くの人に注目してほしい作品です。



 ……ところで、もうきよきよ(清川君)は小悪魔受けというか、悪魔だと思うんだ。
 この淫売めえぇぇーーーーっ!
 どこまで松本部長を誘惑すれば気が済むのよ!


 〜関連リンク〜
「恋する女装腐男子は、妖精と出逢った。 『フダンシズム-腐男子主義-』6巻」(漫画脳)
posted by nekome at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 女装関連

2010年05月17日

このTS趣味野郎!と罵られろ「妄想奇行」第2話

 たまには更新しないとGoogle先生他色んなところに見捨てられそうです(爆)

 というわけで時期遅れ気味の話題で簡易更新。
 まあでも、『電撃大王GENESIS』は季刊なんでまだ余裕で春号手に入ると思うのですよ。

 森山大輔「妄想奇行〜Adolescence Avatar〜」第2話(『電撃大王GENESIS 2010 SPRING』に掲載)

 主人公の男子高校生・矢崎有理は厨二妄想具現化能力者、略して厨能力者として目覚める。
 自分の妄想(こっそり書いてたラノベ)具現化により現れた怪物を倒すには、設定に沿って戦うことが必要。ということで、小説の主人公たるロリな魔法少女に変身し、キャラに成り切って戦うハメになってしまいます

 やっぱり男の子を女の子に変えて辱めるのは最高ですね!

 これ、普通の女の子を無理矢理魔法少女に変えたところで、たいして面白くないと思うのですよ。そりゃ多少は恥ずかしがってくれるでしょうが、元男の子の恥じらいはその比ではあるまい!


 ……というところまでが1話目でして、それだけでも充分楽しめたんですが、2話目でさらに飛ばしてきました。
 
 厨能力者の先輩たる桜美雪見に「ヤアヤア魔女っ娘クン!」とからかわれた有理は「やめろ! TS願望はねーよ!」と反応。
 おおう、TS属性をからかいの対象にできる時代がくるとは……。
 欄外には「TS=トランスセクシャル・性転換」の注釈つきで一般読者の教育も行われています。

 しかも誤解から他の厨能力者に攻撃されてしまい、目の前で魔法少女に変身してしまった有理に掛けられた言葉は――

「ロリコンど変態のTS趣味の萌え萌えキモオタとはなァ!!」

 凄い台詞来たーーーーっ!
 敢えて言わせてもらうが、こんな時代を待っていた!

 「このロリコンどもめ!」というような調子で、「このTS趣味野郎め!」と罵られる、からかわれる。
 そういう状況にTSファンはもっと慣れるべきだと思ってたんですよ。
 「わたしたちは変態じゃない」
 「本当に自分が女になりたいわけじゃない」
 「あくまで物語・フィクションの中のファンタジーな性転換が好きなだけ」
 そう必死に主張したって、絶対限界はあります。
 該当作が増え、一見受け入れられてきたように思えても、「まったく理解できない」という人は大勢いる。
 まあ「本当に女になりたいわけじゃない」人は相当数いると思うんで、そこを主張するぶんには結構なんですが……「俺たちは正常だ。変態扱いするな!」なんて言っていると、どっかで痛い目見ますよという話。
 
 自虐的になれということではなくて、「外側からどう見られているか」を自覚したうえで楽しめれば、「そうだよTS属性持ちだよ変態だよ!」と笑ってしまえれば良いと思うんですよ。

 ……あれ? なんか語り入ってる。簡易更新じゃなかったのか(汗)

 まあともかく、TS妄想を楽しみつつからかい笑う、「妄想奇行」は時代に合った面白い作品だと思うのです。
 ぶっちゃけこれのために『電撃大王GENESIS』買ってますね!


 ところで今回、桜美先輩に「部屋で一人でお楽しんでたんじゃないの〜?」とからかわれるシーンで、「女の子に変身できたらやりそうなエッチなこと」の想像が色々描かれてて実に良いサービスだったわけですが……。
 能力の根源らしき「桜の樹」からの距離の関係で、自宅では変身できないようです。残念!
 まあ、プライベートな空間で変身できると、すぐ折れちゃいますもんね。<それは作品が違う

2010年04月21日

生存報告

 この広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。





 なんてメッセージが表示されそうなほど放置しています申し訳ありません(汗)
 生きてます。
 twitterにハマって更新が疎かになってるわけでもないよ!
 元々4・5月は忙しくて時間と体力に余裕がないうえ、夏コミの準備も進めているので、ブログの方まで手が回らんのです。
 twitterの方でわりと発言しているのは、思いついた時点で即座に書き込めるからですね。ブログの更新をする場合は、それなりに腰を落ち着けて書く必要があるので……。
 そして腰を落ち着けて書く時間があったら、そりゃ原稿に回すという。

 当分こんな状態が続きそうです。
 どうしても書いときたい話題があったら、ちょろっとぐらいは書くかもしれませんが。

 あ、でも折角なので最近の話題をひとつだけ。
 
 『SKET DANCE』の入れ替わり凄いですな!
 「TSを主題としていない作品のTSエピソード」としては『神のみぞ知るセカイ』の結編が神すぎて、こりゃ何かの機会にしっかり語らないとなあと思っていたのですが、そちらが決着して間もなく、別の漫画で驚愕させられることになるとは……。
 神セカとはベクトルがまったく違いますが、これまた凄い領域に足を踏み入れています。
 少年誌(全年齢男性向けレーベル)の作家さんはトイレ描写を避ける傾向があると認識していたのですが、まさかの剛速球ストレート。
 ジャンプでここまで描いてしまうとは……(^^;
 台詞だけを読んでも悶絶必至です。
 立ち読みで済ませずに買ってきて良かったと思いましたね。何度も読み返してはニヤニヤしていますんで。
 これまでまったく読んでいなかった作品なのですが、掛け合いの面白さが素晴らしいので、この機会に全巻買っても損はないかな、などと考えていたりします。
posted by nekome at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年03月31日

期待の精神同居モノ!『うららちゃんのナカの人』

 わたしはYMR経由で知ったんですけど、昨夜はtwitter上でも一気に話題が広まっていましたね!

 真田 鈴『うららちゃんのナカの人』(WEBコミックハイ!)

 コミックハイ!のWEBコミックにて連載が開始されました。
 あらすじは公式サイトから引用させていただきます。

 「普通」ということに憧れを抱く女子高生の麗。しかし、マッドな科学者の母と姉の実験により隣に住む幼馴染みで同人作家の貴春と融合して、彼女の日々は一気に「異常」に!?

 これは良い精神同居モノですよ!
 麗の身体に貴春の精神が入っちゃってるんですが、彼が自由に身体を動かせるのは麗が寝ている時だけ。麗が起きている間は支配権を失いますが、意識は起きてるので頭の中で会話は可能ですし、おそらく五感も共有してます。
 最初に目覚めたシーンでは貴春しか起きてなくて、しかも全裸なので実に良い反応が見られます!
 この画力・絵柄で精神同居系の憑依TSモノというのは非常に嬉しいですね。適度にエロいのです。
 
 これだ……。昨今のTSシーンに足りなかったもの、それはこういった全年齢向けの憑依系エロコメですよ!
 身近な可愛い女の子の身体を自由に動かせる、裸も勝手に見られるし触ることだってできる! その興奮を全国の青少年に是非教えていただきたい!
 
 TSとエロスの組み合わせという点では、『トランス・ヴィーナス』が一般誌でありながら究極の深みにまで辿り着きました。
 しかしあまりにも濃い。主人公・タケヒロの身に起こったことを我が身に置き換えて興奮できるのは、とっくの昔に脳が染まりきってる人間ぐらいでしょう。わたしとかな。
 教化に使うには劇薬すぎるのです。

 また変身系によくある、TSっ娘をヒロインの一種として描いている作品では、読者をこっち側に引きずり込むにはまだ足りない。
 他人事ではなく、自分事としてTSを想像させる必要がある。
 
 エロさを適量に抑えつつ、男性的な思考・嗜好の持ち主にも、TSを我がこととして想像させ楽しませる。
 これに適任なのが、憑依系のエロコメなのですよ。
 にもかかわらず、滅多に出てきませんからさそういう作品! 変身系は充実しているのに……!

 そんな中登場した『うららちゃんのナカの人』は、憑依系TSの興奮・メリットを伝えるのにもってこいの作品となる可能性を感じさせました。
 これを応援しないわけにはいきませんよ!

 今から単行本化が楽しみでなりません。
 奇数月更新とのことですが、作者さんの生産力的に可能なら、是非月刊ペースにもっていっていただきたい……!

2010年03月27日

男を懸けた男の戦い『アンシーズ 3〜刀侠戦姫飛恋録〜』

 終わってしまった後から始まる戦いというのは燃えますね!

 宮沢周『アンシーズ 3〜刀侠戦姫飛恋録〜』(集英社スーパーダッシュ文庫)

 自らの「男」を武器へと変換、肉体を女子へと転換させて戦う「アンシー」たちの物語。完結の3巻です。
 自分を鍛えようと決意し、本来敵であるサークル「竜巻組」のギルの下で修行することにしたトモ。
 しかし、その修行の場は……え、メイド喫茶?!

 はい、竜巻組と行動を共にするトモは、修行の名の下にメイド喫茶他色々なバイトをさせられているのでした。
 女の子としてのバイト……だと?
 ぬおお、それ凄く楽しそうじゃないですか。くっそうアンシーにはそんな楽しみ方もあるのか。
 いや、本当は学外で無闇に抜刀してたらいけないんですけどね(^^;

 それから、トモにバイトさせてたのも一応意味はありますからね!
 ギルはお金にがめついですけど、頼りになるいい兄貴なんですよ。ドリルツインテな女の子モードしか出てきませんけど、兄貴は兄貴なのです。
 初登場時にはここまで魅力的なキャラになるとは思いませんでしたねえ。

 しかし初登場時に想像できなかった活躍といったらミツウさんですよ! ただのヤンデレじゃないんです。
 2巻でもアシストキャラとして見事な役割を果たしていましたが、今回は完全に「報われないヒロイン」ポジション。
 生徒会長との戦いの中で真実を知り、心が折れかけたトモを叱咤し、奮い立たせることができたのは、不利な立場で苦悩していたミツウさんだからこそだと思うんですよね。
 心身ともに痛みに曝されるなかで必死に言葉を投げかける姿にはぐっとくるものがありますよ……。

 徹底的に負けた後、普通に考えれば完全に手遅れ。
 そういった状況からの戦いってのは熱いですよね。
 折られても、折れない。
 絵的には美少女ばかりでも、間違いなく「男の戦い」な最終決戦でした。


 ちょっと真面目モード入りましたが、最後の最後にギャグパートへの感想行っちゃうよ!
 黒耀ハンマーオーケストラ大好きです。なんであんな息が合ってなきゃ出来ない芸当をやろうとするのに仲悪いの君たちは!(笑) あの会話シーンはまたどっかでお目にかかりたいもんです。
 こっそり出てくるスガさんとミヤワキには今回も笑わせていただきました。前から好きなモブキャラなんですけど、最後の最後に本気で噴いたよ!
 ところで、マシンガンの「カタナ」があるぐらいですから、弓矢型のカタナとかランタン型のカタナとかぶ厚い本のカタナとかも余裕ですよね(爆)


 『アンシーズ』はこれにて一旦終了。宮沢周さん、お疲れ様でした!
 また出来るだけ早いうちに、新たな作品が見られる日を楽しみにお待ちしています!
posted by nekome at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想・小説・TS

2010年03月24日

感覚リンクで快楽漬け「DOLL−後編−」

 着せ替え人形を脱がすのが好きだったという柚木N’さんの変則TSモノ後編です。

 柚木N'「DOLL−後編−」(『コミック・マショウ』5月号に収録)

 着せ替え人形「リナちゃん」そっくりの女の子に変身してしまった主人公は、「リナちゃん」のファンだという青年の自宅について行ってしまい、案の定襲われます。
 青年が持っていたリナちゃん人形と感覚等がリンクしていることに気付き、戦慄を覚える主人公ですが……。


 今度は青年が人形を着替えさせたところ、主人公の服と髪型も変わってしまいます。
 さっき陵辱されたばかりなのに、憧れの衣装に着替えられて喜ぶ主人公。
 そこで喜んじゃうなんて「お前は俺か」と突っ込みたくなりますね(笑)
 
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2010年03月22日

キャッチフレーズに恵まれた『少年式少女』1巻発売!

 いよいよ『少年式少女』1巻の発売日が目前に迫ってまいりました。
 しかし単行本入手後に感想記事を書くにしても、追加要素がない限りは既読分のおさらいになるわけで、あまり気の利いたことは書けないかもしれません。
 ならいっそ、発売直前に(直前過ぎますが)応援記事を書いておくのはどうかと思いました。

 ――が、悔しいことに、わたしの頭から捻り出した言葉よりも、『アフタヌーン』誌上に載っているアオリの方がずっと目を引くんですよね。
 というか、これ雑誌で読んでない人にも見せないと勿体無いよ!というわけで、実際に使われているアオリを宣伝することで単行本の宣伝に繋げようと思います。

 その前に過去記事へのリンクを。
 あらすじ等はこちらでご確認ください。

 3年間、大事な少女の体で生きろ「少年式少女」第1話

 向き合うのは、誰の不在か『少年式少女』第4話

 
 さて本命なのですが、残念なことに、第1話と第2話の掲載号が手元に残っていませんでした。
 おそらく、最初に発表されたキャッチフレーズは「男女心身右往左往冒険漫画」だったと思います。
 まあこの文句は普通な方で、TS好きな人間の関心を引く効果がある程度かもしれません。
 しかし本領発揮はこの後からなのですよ。扉絵に書かれているアオリを並べてみますね。

第3話「今、ここにいる」
君は君だった頃、どう動かしていたっけ。

第4話「答えなし」
あいつがいないことに、誰も気付かない。
おれがいることは、誰も考えやしない――


第5話「泣く子も黙る家庭訪問」
3年間、全力でシキのふりを――。
わかってたことだけど。
ほんとに誰も気付かない。
「おれ」はもうすぐ、決壊する。


第6話「視界不良なぼくら」
みんながみんな信じてる。
「生まれ変わり」なんて
あるわけない、と。

第7話「女子のみち」
おれは彼女として生きていく。
やってける自信はないけれど、
すべては3年後のため――


 過去記事にも書いていますが、第3話と第4話のアオリが特に素晴らしいですね!
 自分の肉体は死んで、大切な少女の魂はあの世へ向かって、その少女を黄泉返らせるまで、彼女の肉体で生きていかなければならない。
 この特異な状況におかれた少年・タケルの苦悩と、磨り減っていく彼の精神が見事に表れています。

 雑誌の欄外(上部)に載っているフレーズも見逃せません。

生者は他人の死に順応する、らしい。じゃあ、おれは何に順応する?

このカラダは大事な少女!

死んでおれは何を残せる?

ヒロイズムって何だ?

女子な「おれ」の成長物語

ほんとの自分は、もういない。

おれは、おれの、はずだ。


 さらに、1巻発売告知で使われていた言葉がこちら。

「命がけ」ではない。
「命とひきかえ」――。
そんな「絆」の物語。

 はい、もう、わたしの仕事ありませんね!
 あまりにも的確すぎる宣伝文句に脱帽の連続です。うちの記事タイトルも、わたしが下手に頭使うより、コレそのまま使った方が良いんじゃないかって思っちゃうぐらいですよ……。
 全部担当さんが考えてるんだとしたら、そのセンスにちょっと嫉妬してしまいます。


 他人の宣伝文句を褒めるという、ちょっとアレな応援記事となりましたが、これをもって単行本1巻の宣伝とさせていただきます。

 徹底的に「死」に向き合う稀少な憑依系TS漫画、『少年式少女』にどうぞご注目ください。
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