同人活動からプライベートまで繰り返しお世話になっている◎◎◎さんの無事を確認できました!
交流のある方の中では一番、震災の被害が凄まじい地域にお住まいのため、心配しておりました。
心配といっても何かできることがあるわけでもなく……。
身一つとのことですが、生存が判明して安堵しております。
「被災地ではないのだから日常を送らなければ」と思いつつも心に刺さったままだった大きなトゲを、ようやく抜くことができました。
無事とはいえ、まだ当分気の休まらない、身体も休まらない日々が続くと思います。
一日でも早く平穏な生活に戻れることをお祈りします。
2011年04月02日
2011年03月21日
記念すべき『コミックアンリアル vol.30』は見所満載
「発売直後に感想記事書くぜ!」と思っていたのですが、状況が状況だったのでタイミングを逸してしまいまして……。
いや別に更新自粛してたわけじゃないんですけどね、自分の頭を切り替えるのが難しかったというか。
気を取り直して――
谷口さんの記念すべきデビュー作が掲載された『コミックアンリアル vol.30』、素晴らしかったですねっ。
谷口さんの「お憑かれさまです、風紀委員長」はタイトルからもわかるように憑依モノ。
お堅い風紀委員長に復讐するために、彼女の身体を乗っ取って不良たちを誘惑するのです。
いやーエロい! 不良たちを誘惑する指技が実にエロい! 可愛い娘の身体使ってこんなことやれば、効果絶大でしょうよ。
表情もとても魅力的です。デビュー作でここまで描ければたいしたもんですよ!
その後の日々にも妄想の膨らむ、素晴らしい憑依TSエロでした(^^)
同じ号に掲載された、まる寝子さんの「トランスレイヤー」は変身モノ。
女性キャラのコスプレがやりたいと願っていた少年が、手違いで受け取った特殊な美容液の試作品を使ったところ、美少女にしか見えない姿に。
最初は部分変身ですが、友人の目を誤魔化すために使いすぎて、全身が女の子に変化してしまいます。
TSモノを多数描かれてきた方なだけあって、設定から展開まで心得ていますね!
自分もやれるもんなら女性キャラコスやってみたいですさー。
オチまで素晴らしかったです。
エレクトさわるさんの「PANDRA−白き欲望 黒の希望−」でも憑依状態は継続されていますし、TS以外では大石中二さんの「Wデザート」が姉妹の入れ替わりモノ。
ほりともさんの「愛、届きますように」というかほりともさんの作品に登場する女性キャラは羨ましいですし、KOJIROU!さんの「ぱられる! リキュアたん」はいつもながらエッチな道具の発想が秀逸で、今回は内容が内容だっただけにオチで爆笑。
MC要素のある作品もいくつか。
毎度ながらアンリアルにはたっぷり楽しませていただけますわー。
いや別に更新自粛してたわけじゃないんですけどね、自分の頭を切り替えるのが難しかったというか。
気を取り直して――
谷口さんの記念すべきデビュー作が掲載された『コミックアンリアル vol.30』、素晴らしかったですねっ。
谷口さんの「お憑かれさまです、風紀委員長」はタイトルからもわかるように憑依モノ。
お堅い風紀委員長に復讐するために、彼女の身体を乗っ取って不良たちを誘惑するのです。
いやーエロい! 不良たちを誘惑する指技が実にエロい! 可愛い娘の身体使ってこんなことやれば、効果絶大でしょうよ。
表情もとても魅力的です。デビュー作でここまで描ければたいしたもんですよ!
その後の日々にも妄想の膨らむ、素晴らしい憑依TSエロでした(^^)
同じ号に掲載された、まる寝子さんの「トランスレイヤー」は変身モノ。
女性キャラのコスプレがやりたいと願っていた少年が、手違いで受け取った特殊な美容液の試作品を使ったところ、美少女にしか見えない姿に。
最初は部分変身ですが、友人の目を誤魔化すために使いすぎて、全身が女の子に変化してしまいます。
TSモノを多数描かれてきた方なだけあって、設定から展開まで心得ていますね!
自分もやれるもんなら女性キャラコスやってみたいですさー。
オチまで素晴らしかったです。
エレクトさわるさんの「PANDRA−白き欲望 黒の希望−」でも憑依状態は継続されていますし、TS以外では大石中二さんの「Wデザート」が姉妹の入れ替わりモノ。
ほりともさんの「愛、届きますように」というかほりともさんの作品に登場する女性キャラは羨ましいですし、KOJIROU!さんの「ぱられる! リキュアたん」はいつもながらエッチな道具の発想が秀逸で、今回は内容が内容だっただけにオチで爆笑。
MC要素のある作品もいくつか。
毎度ながらアンリアルにはたっぷり楽しませていただけますわー。
2011年03月20日
第1回名古屋ラノベ朗読オフ
本日は名古屋で開催されたラノベ朗読オフに参加してまいりました!
昔演劇をやっていたこともあって、声を出して台詞や文章を読むのは大好き。twitter上で極楽トンボさんが発案された時には、一も二もなく「やりましょう!」と飛びついたもんです。
自分の手元には本を用意せず、人が朗読するのを聞く。文字じゃなく、音声のみから情景を思い浮かべるってのも面白いもんです。
川上稔さんの文章はやはりたいしたものだなあと再認識したりもしました。声だけでも内容がよく伝わってくるのよね。
ちなみに、自分が朗読したのは『Missing 神隠しの物語』。1巻目の前半部、魔王陛下――空目が神隠しに攫われるシーンですね。はい、ガチホラーです。
この日のために、ここ最近は発声練習をして滑舌の回復を図っていたのは秘密だぜ!(爆)
しかし残念なことに、あやめの(呪文のような)台詞でトチってしまうという悔しさの残る内容に。
あそこは雰囲気出すためにもスムーズに読みたかったのに……!
それでも本気で怖がらせるつもりで読んだのが功を奏して、なかなかの好評をいただけました。
偶然ながらもトリになったわけですが、務めは果たせたかなー(^^)
やーでもね、やっぱりね、女の子の台詞は女の子の声で読みたいよね!
何が悔しいってそこが一番悔しいよね! もう! もう!
ホラー朗読するのも楽しいけど、今度は思い切り方向性を変えて『Hyper Hybrid Organization 01-01』でも読んでみようかしら。男の世界。
このオフ会では東北関東大震災への義援金も集められました。
寄付先は日本赤十字社一択で。やっぱ信頼できるとこ通さないとね……。
今あまり経済的に余裕がないんで、できる範囲内ではありますが。
これから稼ぐ、稼ぐぞ……!
あ、そうそう。募金は勿論結構なことです。しかし、無償で何かをすることだけが「人助け」じゃないですからね。
体力がなきゃあ人を助けることはできない。自分が儲けることも大事です。
モノ買って人を儲けさせることも大事です。
買占めは愚行ですが、消費自粛も論外です。金使える人間は、どんどん経済回してきましょう。
……というわけで買ってきた人外エロ同人を読むじぇ(爆)
昔演劇をやっていたこともあって、声を出して台詞や文章を読むのは大好き。twitter上で極楽トンボさんが発案された時には、一も二もなく「やりましょう!」と飛びついたもんです。
自分の手元には本を用意せず、人が朗読するのを聞く。文字じゃなく、音声のみから情景を思い浮かべるってのも面白いもんです。
川上稔さんの文章はやはりたいしたものだなあと再認識したりもしました。声だけでも内容がよく伝わってくるのよね。
ちなみに、自分が朗読したのは『Missing 神隠しの物語』。1巻目の前半部、魔王陛下――空目が神隠しに攫われるシーンですね。はい、ガチホラーです。
この日のために、ここ最近は発声練習をして滑舌の回復を図っていたのは秘密だぜ!(爆)
しかし残念なことに、あやめの(呪文のような)台詞でトチってしまうという悔しさの残る内容に。
あそこは雰囲気出すためにもスムーズに読みたかったのに……!
それでも本気で怖がらせるつもりで読んだのが功を奏して、なかなかの好評をいただけました。
偶然ながらもトリになったわけですが、務めは果たせたかなー(^^)
やーでもね、やっぱりね、女の子の台詞は女の子の声で読みたいよね!
何が悔しいってそこが一番悔しいよね! もう! もう!
ホラー朗読するのも楽しいけど、今度は思い切り方向性を変えて『Hyper Hybrid Organization 01-01』でも読んでみようかしら。男の世界。
このオフ会では東北関東大震災への義援金も集められました。
寄付先は日本赤十字社一択で。やっぱ信頼できるとこ通さないとね……。
今あまり経済的に余裕がないんで、できる範囲内ではありますが。
これから稼ぐ、稼ぐぞ……!
あ、そうそう。募金は勿論結構なことです。しかし、無償で何かをすることだけが「人助け」じゃないですからね。
体力がなきゃあ人を助けることはできない。自分が儲けることも大事です。
モノ買って人を儲けさせることも大事です。
買占めは愚行ですが、消費自粛も論外です。金使える人間は、どんどん経済回してきましょう。
……というわけで買ってきた人外エロ同人を読むじぇ(爆)
2011年03月02日
谷口さんがアンリアルデビュー!!
公式サイトの更新はまだですが、情報そのものは解禁されたようですので、ここらで宣伝っ。
(追記:3/4 公式サイト更新につき、リンク挿入)
憑依TS漫画で知られる谷口さんがプロデビュー!
3月12日発売の『コミックアンリアルvol.30』にTS漫画が掲載されます!
いやーなんと嬉しいニュース。
おめでとうございます谷口さん!
実力を見込んで、うちの同人誌『Teiresias vol.03』『とり憑けっ』でも憑依TS漫画を描いていただいた谷口さん。そのTSエロのセンスは疑う余地なし!
谷口さんのブログ、「ジンギスカンの玉葱は俺の嫁」に掲載されているサンプルを見ると、尚更期待が高まるというものですね。風紀委員ですか……これは良いものが見られそうです(^^)
よくぞ拾ってくださいましたアンリアル。皆で買おう!
(追記:3/4 公式サイト更新につき、リンク挿入)
憑依TS漫画で知られる谷口さんがプロデビュー!
3月12日発売の『コミックアンリアルvol.30』にTS漫画が掲載されます!
いやーなんと嬉しいニュース。
おめでとうございます谷口さん!
実力を見込んで、うちの同人誌『Teiresias vol.03』『とり憑けっ』でも憑依TS漫画を描いていただいた谷口さん。そのTSエロのセンスは疑う余地なし!
谷口さんのブログ、「ジンギスカンの玉葱は俺の嫁」に掲載されているサンプルを見ると、尚更期待が高まるというものですね。風紀委員ですか……これは良いものが見られそうです(^^)
よくぞ拾ってくださいましたアンリアル。皆で買おう!
2011年03月01日
ブレない涼馬に被害続出?『世界の果てで愛ましょう』4巻
「乙男女(おとめ)系コミック」という文句で売ってますが、電撃もそろそろデレて「TS系コミック」という言葉を使ってはどうだろうか。
ほら、『うららちゃんのナカの人』なんて「二心同体変則TS」とか「新感覚【非】ラブコメTSストーリー」とか、帯で思い切り強調してるじゃん!
武田すん『世界の果てで愛ましょう』4巻(電撃コミックス)
4巻に至っても涼馬はブレません。
意地っ張りで、自分の外見に無頓着で、女扱いにも妻扱いにも反発し続けています。
第18話「北風と太陽」ではエアコンが無くて暑いからといって、風呂上りにパンツ一丁で家の中をうろつきます。
「目のやり場に困る!」と父や弟から注意されても、「昔から暑い日はパンツ一丁が基本だったでしょ」「僕は男だ!!」と反発。さらに王子からも注意されたもんだから、完全にヘソを曲げて翌日からは下着姿で過ごすように。
おま、おまえは……そのカラダで阿呆なことやるなあああっ!!
男であることに拘るなら、男の心理にも配慮してやろうぜ!
――と登場人物たちの代弁もしてあげたくなりますが、ここに至っても女扱いに抵抗してるというのは褒めて良いかもしれません(^^)
第19話「大自然のおしおき」では水着姿で海辺をうろついていたところ、早速ナンパに遭遇。
いまだに不特定多数の男性を魅了するとは……。4巻までこの扱いが続くとはなかなかの安定感。いや、そもそも巻数を重ねるTSモノが少ないってのもあるんですが。
この話ではさらに「僕の背中にもクリーム塗ってよ」という無防備発言によって余計な争いを生んでいます。涼馬マジ罪作り(笑)
で、涼馬の特徴といえば無自覚に可愛さを振りまいていることだけでなく、わりと性格がひどいこと。
いや第18話ん時の言動も相当ひどいんですがな、第22話がまた……。
王子につけられた護衛をうっとおしがって逃げ回り、ゲートを使って王子の本星へ行ってしまいます。
まあそこまでは良いんですが、メイドさんに変装していたところ仕事に引っ張り出され――
会議中の王子に出すことになっている料理を食べてしまいます(爆)
いや、おま……いくら生活に格差を感じるったって、普通やらんぞ!
さらに、会議での王子の言葉にちょっとドキっとしたからといって、家臣の分のケーキを勝手に王子の皿に移し――
何故か別の家臣のケーキを自分で食べてしまいます。
いや二つ目の行動意味わからないから! おかげで会議室内に余計な混乱が(笑)
しかもこの混乱から「涼馬様は殿下を愛しているのか?」という話題が持ち上がり、王子が自信満々に自説を披露。
阿呆なことにその場の皆が納得してしまったものだから、腹を立てた涼馬はさらなる爆弾を投下して去っていくのです。
いやあ……ひどいわ涼馬(笑)
そういえば3巻の時もかなり悪魔じみた行動とってましたねこの子は。
変身系、それも他人の手によって無理矢理女に変えられたTSっ娘となると受難なキャラになりそうなもんだけど、いや確かにそれなりに困らされてはいるんだけど……むしろ涼馬が周囲の人間に与える被害の方が洒落になってない気がするのでした。
4巻終盤ではシリアスな展開になるのですが、ここでは詳細は書かないでおきます。
ひとつ言えるのは、ああ、やっぱり涼馬ってブレてないんだなあ……ということでしょうか。
ほら、『うららちゃんのナカの人』なんて「二心同体変則TS」とか「新感覚【非】ラブコメTSストーリー」とか、帯で思い切り強調してるじゃん!
武田すん『世界の果てで愛ましょう』4巻(電撃コミックス)
4巻に至っても涼馬はブレません。
意地っ張りで、自分の外見に無頓着で、女扱いにも妻扱いにも反発し続けています。
第18話「北風と太陽」ではエアコンが無くて暑いからといって、風呂上りにパンツ一丁で家の中をうろつきます。
「目のやり場に困る!」と父や弟から注意されても、「昔から暑い日はパンツ一丁が基本だったでしょ」「僕は男だ!!」と反発。さらに王子からも注意されたもんだから、完全にヘソを曲げて翌日からは下着姿で過ごすように。
おま、おまえは……そのカラダで阿呆なことやるなあああっ!!
男であることに拘るなら、男の心理にも配慮してやろうぜ!
――と登場人物たちの代弁もしてあげたくなりますが、ここに至っても女扱いに抵抗してるというのは褒めて良いかもしれません(^^)
第19話「大自然のおしおき」では水着姿で海辺をうろついていたところ、早速ナンパに遭遇。
いまだに不特定多数の男性を魅了するとは……。4巻までこの扱いが続くとはなかなかの安定感。いや、そもそも巻数を重ねるTSモノが少ないってのもあるんですが。
この話ではさらに「僕の背中にもクリーム塗ってよ」という無防備発言によって余計な争いを生んでいます。涼馬マジ罪作り(笑)
で、涼馬の特徴といえば無自覚に可愛さを振りまいていることだけでなく、わりと性格がひどいこと。
いや第18話ん時の言動も相当ひどいんですがな、第22話がまた……。
王子につけられた護衛をうっとおしがって逃げ回り、ゲートを使って王子の本星へ行ってしまいます。
まあそこまでは良いんですが、メイドさんに変装していたところ仕事に引っ張り出され――
会議中の王子に出すことになっている料理を食べてしまいます(爆)
いや、おま……いくら生活に格差を感じるったって、普通やらんぞ!
さらに、会議での王子の言葉にちょっとドキっとしたからといって、家臣の分のケーキを勝手に王子の皿に移し――
何故か別の家臣のケーキを自分で食べてしまいます。
いや二つ目の行動意味わからないから! おかげで会議室内に余計な混乱が(笑)
しかもこの混乱から「涼馬様は殿下を愛しているのか?」という話題が持ち上がり、王子が自信満々に自説を披露。
阿呆なことにその場の皆が納得してしまったものだから、腹を立てた涼馬はさらなる爆弾を投下して去っていくのです。
いやあ……ひどいわ涼馬(笑)
そういえば3巻の時もかなり悪魔じみた行動とってましたねこの子は。
変身系、それも他人の手によって無理矢理女に変えられたTSっ娘となると受難なキャラになりそうなもんだけど、いや確かにそれなりに困らされてはいるんだけど……むしろ涼馬が周囲の人間に与える被害の方が洒落になってない気がするのでした。
4巻終盤ではシリアスな展開になるのですが、ここでは詳細は書かないでおきます。
ひとつ言えるのは、ああ、やっぱり涼馬ってブレてないんだなあ……ということでしょうか。
2011年02月08日
戦慄の精神汚染描写「女子攻兵」第1話
とんでもない化物に遭遇した気持ちです。
新創刊の『@バンチ』で連載が始まった、松本次郎さんの「女子攻兵」が凄い。
女子高生型巨大兵器「女子攻兵」に乗り込んで戦う兵士たちの話なんですが、その兵器に搭乗していると徐々に精神を汚染され、女子高生的な思考になっていくのです。
汚染度が5を超えると携帯電話(女子攻兵サイズなので巨大)で存在しない相手と会話したり、ありえないメールを受け取るようになってしまう。
……説明だけ聞いてるとギャグっぽく感じるかもしれませんが、怖いですよ?
汚染が進みすぎると暴走するので処分されるのですが、それを担当するのも「女子攻兵」部隊。ここの隊員もかなり汚染が進んでいます。
上官を「センパイ」呼ばわりしたりケータイで「家族」と会話したり、隊員同士できゃいきゃい盛り上がったり……。
でもそこ、銃弾どころか砲弾飛び交う戦場ですから。
全員重武装ですから。
搭乗してるのは、同格の兵器でなければ仕留められない「次元兵器」ですから。
正気を保っている兵士にとっては恐怖の現場です。
それに、任務中にきゃいきゃい盛り上がってるっていうことは、隊員皆発狂寸前ということで――
TSモノでは任務のために女性の姿になったり、精神が女性化していくのは珍しくないですしニヤニヤできるご褒美です。
けど似たような要素でも、料理次第でこんなにゾッとするものになるとは!
これは面白い。
TSカテゴリに入れるべきかどうかは悩むところですし、自分自身別のポイントで楽しんでいるような気がするんですが、本気で面白いです。
昨日立ち読みしてしまったんですが、どうにも語りたくてしかたなくなったので、今日あらためて雑誌を買ってきましたよ。
この先どんな凄まじいものを見せてくれるのかと期待が高まります。
ところで公式サイトにプロトタイプが掲載されているっていうので行ってみたんですが、会員限定っすか……。
微妙に面倒で気分が萎えるなあ。無料ならそんなハードル設けなくてもいいんじゃないかと思うんですけど……。
新創刊の『@バンチ』で連載が始まった、松本次郎さんの「女子攻兵」が凄い。
女子高生型巨大兵器「女子攻兵」に乗り込んで戦う兵士たちの話なんですが、その兵器に搭乗していると徐々に精神を汚染され、女子高生的な思考になっていくのです。
汚染度が5を超えると携帯電話(女子攻兵サイズなので巨大)で存在しない相手と会話したり、ありえないメールを受け取るようになってしまう。
……説明だけ聞いてるとギャグっぽく感じるかもしれませんが、怖いですよ?
汚染が進みすぎると暴走するので処分されるのですが、それを担当するのも「女子攻兵」部隊。ここの隊員もかなり汚染が進んでいます。
上官を「センパイ」呼ばわりしたりケータイで「家族」と会話したり、隊員同士できゃいきゃい盛り上がったり……。
でもそこ、銃弾どころか砲弾飛び交う戦場ですから。
全員重武装ですから。
搭乗してるのは、同格の兵器でなければ仕留められない「次元兵器」ですから。
正気を保っている兵士にとっては恐怖の現場です。
それに、任務中にきゃいきゃい盛り上がってるっていうことは、隊員皆発狂寸前ということで――
TSモノでは任務のために女性の姿になったり、精神が女性化していくのは珍しくないですしニヤニヤできるご褒美です。
けど似たような要素でも、料理次第でこんなにゾッとするものになるとは!
これは面白い。
TSカテゴリに入れるべきかどうかは悩むところですし、自分自身別のポイントで楽しんでいるような気がするんですが、本気で面白いです。
昨日立ち読みしてしまったんですが、どうにも語りたくてしかたなくなったので、今日あらためて雑誌を買ってきましたよ。
この先どんな凄まじいものを見せてくれるのかと期待が高まります。
ところで公式サイトにプロトタイプが掲載されているっていうので行ってみたんですが、会員限定っすか……。
微妙に面倒で気分が萎えるなあ。無料ならそんなハードル設けなくてもいいんじゃないかと思うんですけど……。
2011年02月06日
深まる人間関係は嵐を呼ぶのか?『あめのちはれ』4巻
面白さと不安が同時に高まるのよね! 繊細な描写も健在の群像劇です。
びっけ『あめのちはれ』4巻(ビーズログコミックス)
高校生活&性別変化が始まって一ヶ月が過ぎ、葉月たちの「女の子としての」人間関係も徐々に深まってきました。
背が高くて格好良い雰囲気の円は知名度も高まってきたらしく、後輩の女子からラブレターを。
葉月(月子)は勉強会の口実で明日美の家にお呼ばれ。こっちはあくまで友達としての関係なんですが、連絡を受けたトーマは「あーーーー今のままじゃ倒錯的すぎだ!!」と一人で騒いでます。
大丈夫だよ! 君らの場合、男子といい雰囲気になっちゃう方が倒錯的だよ! でも葉月はそっちのルートも進行してるよ!(笑)
明日美から「月ちゃん お兄ちゃんのこと好き?」と訊かれて「どうしてそうなる……!!!」と愕然としてたりしますが、むしろどうしてそう思われないと思うのか訊きたい! お前寮長と話してる時の表情鏡で見てみろ。あと、たった今明日美に答えてる時の表情もな。
また五郎丸の方は、これまで嫌な印象を抱いていた桜子と女子状態で接触。
アクシデントから守ったことがきっかけで桜子の素の言葉に触れたりして、思わぬ接近を。
性別変化が原因で新たな関係が築けたり、より親しくなったりというのは勿論のこと面白い。
しかしそれは同時に、抱える事情がバレる危険性と、バレた時のダメージが増していくということにも繋がるんですよな。だからもう読んでて落ち着かない! ハラハラする!
彼らの秘密は女子になってる時のみならず、男子に戻ってる時にも影響を及ぼします。
デート中の恋人相手に「ブラしてないの?」とぽろっと言っちゃう円には噴きましたね。それは男子が自然に言ったら不自然だ!(笑)
同性じゃない、同性じゃないんだよ(^^;
他の皆も、細かいところでぽろっぽろっとヒントをこぼしてしまったりして、周囲の人間に怪しまれ始めています。
そろそろ大波が来そうな予感……。
しかし一番深刻なのは不定期の性別変化ゆえに「突然の肉体変化そのもの」が交際の障害となるってことですね。
1巻では葉月がそれでピンチに陥っていましたけど、今度は真城ちゃんが厄介な事態に。
人間関係全般に奥手そうな子なのにやたらとディープな事情も明らかになって、これから待ち受ける難事を切り抜けられるのかが気になるところです。
1巻読んだ時には「ハルちゃんのサポート能力チートすぎる……」と思ったものの、日常生活を送るのがこれだけ厄介となると、それなりに強力な支援がなきゃ話が広がらないんですよね、うん。
ふと気付いたんですけど、この作品「性別変化のスイッチ」ははっきりしていますけど、そもそもの「性別変化の原因」は4巻に至っても未だに描かれていないんですよね。ぼやけたまま。
でも、この作品特有の雰囲気にとっては良い方に作用していると思うので、当分明らかにならなくても良いんじゃないかなと思います。
繊細な描写と雨に霞む空気感が大きな特色ですので、今の雰囲気を楽しみ続けたいところです。
びっけ『あめのちはれ』4巻(ビーズログコミックス)
高校生活&性別変化が始まって一ヶ月が過ぎ、葉月たちの「女の子としての」人間関係も徐々に深まってきました。
背が高くて格好良い雰囲気の円は知名度も高まってきたらしく、後輩の女子からラブレターを。
葉月(月子)は勉強会の口実で明日美の家にお呼ばれ。こっちはあくまで友達としての関係なんですが、連絡を受けたトーマは「あーーーー今のままじゃ倒錯的すぎだ!!」と一人で騒いでます。
大丈夫だよ! 君らの場合、男子といい雰囲気になっちゃう方が倒錯的だよ! でも葉月はそっちのルートも進行してるよ!(笑)
明日美から「月ちゃん お兄ちゃんのこと好き?」と訊かれて「どうしてそうなる……!!!」と愕然としてたりしますが、むしろどうしてそう思われないと思うのか訊きたい! お前寮長と話してる時の表情鏡で見てみろ。あと、たった今明日美に答えてる時の表情もな。
また五郎丸の方は、これまで嫌な印象を抱いていた桜子と女子状態で接触。
アクシデントから守ったことがきっかけで桜子の素の言葉に触れたりして、思わぬ接近を。
性別変化が原因で新たな関係が築けたり、より親しくなったりというのは勿論のこと面白い。
しかしそれは同時に、抱える事情がバレる危険性と、バレた時のダメージが増していくということにも繋がるんですよな。だからもう読んでて落ち着かない! ハラハラする!
彼らの秘密は女子になってる時のみならず、男子に戻ってる時にも影響を及ぼします。
デート中の恋人相手に「ブラしてないの?」とぽろっと言っちゃう円には噴きましたね。それは男子が自然に言ったら不自然だ!(笑)
同性じゃない、同性じゃないんだよ(^^;
他の皆も、細かいところでぽろっぽろっとヒントをこぼしてしまったりして、周囲の人間に怪しまれ始めています。
そろそろ大波が来そうな予感……。
しかし一番深刻なのは不定期の性別変化ゆえに「突然の肉体変化そのもの」が交際の障害となるってことですね。
1巻では葉月がそれでピンチに陥っていましたけど、今度は真城ちゃんが厄介な事態に。
人間関係全般に奥手そうな子なのにやたらとディープな事情も明らかになって、これから待ち受ける難事を切り抜けられるのかが気になるところです。
1巻読んだ時には「ハルちゃんのサポート能力チートすぎる……」と思ったものの、日常生活を送るのがこれだけ厄介となると、それなりに強力な支援がなきゃ話が広がらないんですよね、うん。
ふと気付いたんですけど、この作品「性別変化のスイッチ」ははっきりしていますけど、そもそもの「性別変化の原因」は4巻に至っても未だに描かれていないんですよね。ぼやけたまま。
でも、この作品特有の雰囲気にとっては良い方に作用していると思うので、当分明らかにならなくても良いんじゃないかなと思います。
繊細な描写と雨に霞む空気感が大きな特色ですので、今の雰囲気を楽しみ続けたいところです。
2011年02月05日
そして、女になったら何がしたい?「男のうちにしたい10のこと」
先に言っておきますけど、わたしから話聞かずに、何も知らずに漫画を直に読んだ方が絶対に面白いですからね!
この記事書くべきか迷いましたもん。むしろ作品を楽しむ妨害にならないかって。
しかしまあ、すぐ読みたい人はだいたい買ってる頃合いだと思うので、ギリギリのラインを守りつつ書いてしまいましょう。
おりもとみまなさんの「男のうちにしたい10のこと」が素晴らしすぎる!!
あ、『チェンジH red』に収録されています。
主人公の佐藤ゴン吉は痔が悪化して肛門科にかかったところ、「急性女体化細胞疾患」を発症しており24時間以内に女になってしまうことを告げられます。
ゴン吉自身は半信半疑だったが、両親から「残された男の時間をまっとうさせたいから早退させてくれ」と頼まれた教師がクラスメイト全員の前でそれを告げてしまい、「明日から女になる」ことが周囲にとって確定事項となってしまう。
「女になったらしたいことのアンケートとっておいてやるよ」
「思いもつかない答えが山ほど返ってくるぜ!!」
と盛り上がる男子たちに見送られ、ゴン吉は早退。自室で「男のうちにしたい10のこと」を考え始めますが――
続きを読む
この記事書くべきか迷いましたもん。むしろ作品を楽しむ妨害にならないかって。
しかしまあ、すぐ読みたい人はだいたい買ってる頃合いだと思うので、ギリギリのラインを守りつつ書いてしまいましょう。
おりもとみまなさんの「男のうちにしたい10のこと」が素晴らしすぎる!!
あ、『チェンジH red』に収録されています。
主人公の佐藤ゴン吉は痔が悪化して肛門科にかかったところ、「急性女体化細胞疾患」を発症しており24時間以内に女になってしまうことを告げられます。
ゴン吉自身は半信半疑だったが、両親から「残された男の時間をまっとうさせたいから早退させてくれ」と頼まれた教師がクラスメイト全員の前でそれを告げてしまい、「明日から女になる」ことが周囲にとって確定事項となってしまう。
「女になったらしたいことのアンケートとっておいてやるよ」
「思いもつかない答えが山ほど返ってくるぜ!!」
と盛り上がる男子たちに見送られ、ゴン吉は早退。自室で「男のうちにしたい10のこと」を考え始めますが――
続きを読む
2011年02月04日
魅惑の肉体で周囲を魅了『目覚めると従妹を護る美少女剣士になっていた』
発売から日が経つとどんどん書きづらくなっていけませんね。まあ、かなりの勢いで売れていたようなのでご容赦願おうということで。
狩野景『目覚めると従妹を護る美少女剣士になっていた』(あとみっく文庫)
タイトルにすべてが表れていますね! 『ピルグリムメイデン』の狩野景さん、新シリーズもTSモノです。
『ピルグリムメイデン』と同じ世界観ですので、そちらも読んでいると「おっ」と思うキャラや情報が出てきたり。
ちなみに、略称は「めると」で!
あらすじは公式から。
「退魔師の分家筋に生まれた一条遼は、ある夜目覚めると身体が女になっていた!!
さらに時を同じくして従妹の結女が、鬼への生け贄「鬼慰姫」として狙われ始める。
遼は結女を守る「鬼斬姫」の役割を果たすため、身体が女体化したらしく!?
鬼斬姫となって退魔の力を得た遼は、 果たして鬼たちの手から片思い中の従妹を守れるのか!?」
早速、表紙に美少女――「鬼斬姫」となった遼の姿が描かれているのですが、表紙を捲ってすぐ目に入るカラー口絵1枚目が特に素晴らしくてですね! ブラウスを肌蹴て胸の谷間に太刀を挟んでるんですが扇情的すぎてまったくもう羨まけしからん! こんな身体が欲しいですってば……。
さて本編感想ですが、ネタバレ度高めで話したいため格納いたしますね。
続きを読む
狩野景『目覚めると従妹を護る美少女剣士になっていた』(あとみっく文庫)
タイトルにすべてが表れていますね! 『ピルグリムメイデン』の狩野景さん、新シリーズもTSモノです。
『ピルグリムメイデン』と同じ世界観ですので、そちらも読んでいると「おっ」と思うキャラや情報が出てきたり。
ちなみに、略称は「めると」で!
あらすじは公式から。
「退魔師の分家筋に生まれた一条遼は、ある夜目覚めると身体が女になっていた!!
さらに時を同じくして従妹の結女が、鬼への生け贄「鬼慰姫」として狙われ始める。
遼は結女を守る「鬼斬姫」の役割を果たすため、身体が女体化したらしく!?
鬼斬姫となって退魔の力を得た遼は、 果たして鬼たちの手から片思い中の従妹を守れるのか!?」
早速、表紙に美少女――「鬼斬姫」となった遼の姿が描かれているのですが、表紙を捲ってすぐ目に入るカラー口絵1枚目が特に素晴らしくてですね! ブラウスを肌蹴て胸の谷間に太刀を挟んでるんですが扇情的すぎてまったくもう羨まけしからん! こんな身体が欲しいですってば……。
さて本編感想ですが、ネタバレ度高めで話したいため格納いたしますね。
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2011年01月20日
脳移植? いや、脳接続!?『フランケン・ふらん』6巻 Ep.43
基本的に、『フランケン・ふらん』はそのブラック具合が好きで読んでいるものですし、異形は多いしハラワタもしょっちゅうぶち撒けられているような作品なので、萌えられるTSエピソードってのは期待してなかったんですよね。
ところがぎっちょん!
本日発売の6巻に思わぬTSエピソードが収録されていました。
サブタイトルは「TWENTY FOUR」。
多額の借金を抱える中年男性・久世明がふらんに頼み込んだのは脳移植。
十歳になる彼の姪・久世詩音は祖父と父親から莫大な遺産を受け継いでおり、明は彼女に成り替わることでその財産を手に入れようと企んでいた。
ふらんは乗り気ではなかったものの、明と詩音が一緒に交通事故に遭って重体となったことで、結局ふらんが手術をすることに。
明の身体は使い物にならないが脳は無事、詩音の身体はなんとかなるが脳の損傷は大きい。
となると脳移植来たかーーーーっ!?と思うわけですが……いやこれ、詩音の姿で目を覚ました明もそう思うわけですが、実際にはもうひと捻り。
明の脳は詩音の頭蓋には収まらず、かつ詩音の同意もないというわけで、詩音が抱いているクマのヌイグルミの中に明の脳が収まっているのです。神経は直接ケーブルで脊髄に繋がっています。
これは……脳移植じゃないし、脳接続? 脳連結は前にもありましたが、どちらにせよケースが少なすぎてジャンル名ありませんな(^^;
しかし実に『フランケン・ふらん』らしい。
とまあ、かなり特異な状態ではあるものの、愛らしい十歳の少女の肉体を中年男性が動かしているのは確かなわけでして、言動のギャップとか本人に成りきる愉快さなどはちゃんと味わえます。
また、しばらくすると詩音の意識が戻り、精神同居に近い状態に。
その後の展開は……まあ伏せておくということで
この漫画で、ビジュアル的に美味しいTSシチュエーションが描かれるというのが驚きでしたわー(^^;
あ、他の話は相変わらずフリークスやら内臓やらゴキブリやらが大量に出てくるんで、そういうのを楽しめる人が買った方が良いです、ええ。
ところがぎっちょん!
本日発売の6巻に思わぬTSエピソードが収録されていました。
サブタイトルは「TWENTY FOUR」。
多額の借金を抱える中年男性・久世明がふらんに頼み込んだのは脳移植。
十歳になる彼の姪・久世詩音は祖父と父親から莫大な遺産を受け継いでおり、明は彼女に成り替わることでその財産を手に入れようと企んでいた。
ふらんは乗り気ではなかったものの、明と詩音が一緒に交通事故に遭って重体となったことで、結局ふらんが手術をすることに。
明の身体は使い物にならないが脳は無事、詩音の身体はなんとかなるが脳の損傷は大きい。
となると脳移植来たかーーーーっ!?と思うわけですが……いやこれ、詩音の姿で目を覚ました明もそう思うわけですが、実際にはもうひと捻り。
明の脳は詩音の頭蓋には収まらず、かつ詩音の同意もないというわけで、詩音が抱いているクマのヌイグルミの中に明の脳が収まっているのです。神経は直接ケーブルで脊髄に繋がっています。
これは……脳移植じゃないし、脳接続? 脳連結は前にもありましたが、どちらにせよケースが少なすぎてジャンル名ありませんな(^^;
しかし実に『フランケン・ふらん』らしい。
とまあ、かなり特異な状態ではあるものの、愛らしい十歳の少女の肉体を中年男性が動かしているのは確かなわけでして、言動のギャップとか本人に成りきる愉快さなどはちゃんと味わえます。
また、しばらくすると詩音の意識が戻り、精神同居に近い状態に。
その後の展開は……まあ伏せておくということで
この漫画で、ビジュアル的に美味しいTSシチュエーションが描かれるというのが驚きでしたわー(^^;
あ、他の話は相変わらずフリークスやら内臓やらゴキブリやらが大量に出てくるんで、そういうのを楽しめる人が買った方が良いです、ええ。