ちょっと週の後半仕事が忙しかったこともあって感想を書けていない作品も多いのですが、今週発売された単行本・雑誌の新連載・新TSシーンで自分が直接買って確認しているものをざっと並べてみましょうか。
地域によっては先週末の時点で入荷していたものもあるようですが――
『アイドルプリテンダー』単行本1巻発売。
『ヒーローの秘密』単行本1巻発売。
『ツイてる勇者さま!』発売。
『ぬらりひょんの孫』最新第百九十幕、イタコの少女に13代目秀元が憑依。
『山田君と7人の魔女』連載開始。
『No girls no life』単行本発売。
(↑「桜木陽の受難?」が該当)
『にょたいかっ』単行本4巻発売。
なんなんでしょうこのラッシュは(笑)
感想記事どころか読むだけでも追いつきません。嬉しい悲鳴をあげてしまう状況です。
しかも今週のみならず、今年に入ってからは――
『妄想奇行 Adolescence Avatar』単行本発売。
『NOT LIVES』単行本1巻発売。
『アンリアルアンソロジー 入れ替わり・憑依ファンタズム』発売。
(↑多数の作品が該当)
『なりゆきショウガール』単行本発売。
(↑多数の作品が該当)
『サイ:テイカー 2人のアルテミス』連載開始。
『ハカセが助手でオレがオレで。』掲載。
まさに怒涛の勢いでTSモノが出版・掲載されており、しかも質の高いものが多いのですから驚かずにはいられません。
「TSブーム」と呼ばれるものは去った、というのが自分の認識です。
その代わり、TS(出版社によっては「性転換」とのみ記述する場合も多い)というものがジャンル・シチュエーションのひとつとして「アリ」だと、多くの出版社が考えるようになったのでしょう。
そのため、元々TSモノが描きたかった作家・漫画家さんの企画が通りやすくなり、また編集側からの働きかけによって生み出されるケースも出てきたのだろうと。
爆発的に売れることはそうないと思うのですが、「一定数以上は堅実に売れる」のではないかと推測できます。アキバblogさんで扱われることも多いですしね。
「ブーム」の場合は粗製乱造が懸念される――というか、実際ひどいものも目にしたわけですが、「定着」によって、少し状況が変わってきたように感じられます。
このジャンルのお約束を押さえつつ「一般読者が読んでも面白い」作品や、ひと捻り加えた作品が増えてきたのではないでしょうか。
『山田君と7人の魔女』を読んだ月華さんの「時代はもう、単にTSを描くのではなく、TSで何を描くか、の段階になっているのだな、と思う。」という言葉はなかなか的確な認識だと思います。
こうなってくると、商業媒体での広がりに比べて、コミケに参戦しているTSサークルの数と規模がちょっと寂しく感じられますねー。
やはり、ジャンルを牽引するのは愛好者自身でなくては! 負けてられませんよ!
ということで、今年はもう一度同人誌を出そうと考えております。
ただ、夏はちょっと会社カレンダーとコミケの日程が相性悪くてですね……コピ本を配り歩くか、委託するのがせいぜいだと思うのです。
しかし、冬でしたら休暇とコミケの日程が上手く合う可能性がかなり高いので、サークル「Teiresias」としてのオフセット本を、今年の冬コミで出すことを目標にします!
さあ、無事メンバーは揃うでしょうか……!
2012年02月26日
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私も負けてられませんね。
さらに、今日はアンリアルコミックスから狼亮輔先生の『乳物語』が発売。これには憑依モノと変身モノがありますからねー。
今年はなんという充実度でしょう。