2012年01月21日

ある母娘の記録

「ふふ、何度見ても君は可愛いねえ」
 ブレザー制服姿の、女子高生とおぼしき少女が、姿見に映った自分自身を眺めながら顔を綻ばせている。
 いや、「綻ばせている」というには少々、その表情には邪念が多いようだ。
「愛らしい顔立ちなのに、こんなにふっくらとしたおっぱい。まったく、たまらないよ」
 まるで女体をじろじろと視姦する男性のようないやらしい目つきで、胸元に視線を下ろす。両手で掬い上げるようにして乳房を掴むと、一層だらしない表情を浮かべた。
 白いブラウスを大きく盛り上げる双つの膨らみに指がめり込み、その感触を堪能するかのように、ぐにぐにと蠢く。
「ふあぁっ、柔らかい……。ブラと制服の上からでもこの揉み心地……ああっ、手が、止まらないよっ」
 自分の胸であるのに、まるで初めて触るかのように喜びの言葉を漏らし、身体をくねらせながら乳房を揉みしだく。
「いい、いいよっ、望海ちゃんのおっぱい。君の身体は最高だよ」
 彼女がその言葉を発した直後、部屋のドアが勢いよく開いた。





「な、何をしているの!? 望海!」
 部屋に押し入り、驚愕と困惑の入り混じった顔で少女――望海をを凝視しているのは、30代後半とおぼしき女性。二人の顔立ちは、どことなく似ている。
「やだもうママったらあ、ノックぐらいしてよお」
 抗議する望海だが、その表情に怒りはなく、むしろこの状況を愉しむかのような笑みを浮かべながら、ふざけるように身体をくねらせている。
「そ、そんなことはどうでもいいでしょ! 今何をやっていたの!? そ、それもあんな大声で……!」
「何って、見てのとおりオナニーだよ。ママだってするでしょ? ……あぁん、おっぱい気持ちいい〜」
 母親の詰問も意に介さず、再び乳房をまさぐりながら、顔を蕩けさせる望海。
「なっ……! だ、だからって、こんな……! ね、ねえ望海、あなたちょっとおかしいわよ? だいたい、さっきだって……」
「さっきだって、何?」
 言いよどむ母親を見つめる望海の視線には、相手をいたぶる愉悦の色が含まれている。
「さっきだって……まるで自分のことを他人みたいに呼びながらオナニーしてたじゃない、でしょ?」
「…………」
「そういうプレイなんだもん☆ ……って言ったら納得するかな〜」
「そ、それは……」
 もはや娘を叱り、躾けようとする勢いを完全に失い、ひたすらに困惑の色を深めてうつむく母親。
「無理だよねえ〜。だってママの知ってるわたしは、こんな馬鹿みたいなことする娘じゃないもんね〜。浮いた話のひとつもないし。カラダはこぉんなにエロいのに、もったいないよねえ」
 対する娘、望海の方は余裕を崩さない。ニヤニヤと悪意のある――実の母親を見下すような笑みを浮かべている。
「……そ、そうよ。どういうことなの? どうしちゃったの、望海? ……ううん、望海……なの?」
 勇気を振り絞り、娘に視線を合わせて問いかける母親。しかしその瞳は迷いに揺れている。非現実的な言葉を、口にすべきかどうかという迷いに。

「くっふふぅ、やっとそこまで来たかあ。じゃあ答えてあげるね。肉体は間違いなく望海だよ。ママの娘。どっかの妖怪が化けてたりするわけじゃないよ」
「肉体は、って……」
「うん、そう。つまり中身が違うんだなあ。俺は幽霊みたいなもんで、今は望海ちゃんの肉体に憑依して操ってるのさ。ここまで言えばわかると思うけど、あんたたちにとっては気の毒なことに、俺は男なんだよねえ」
「憑依って、そ、そんなことあるわけ……っ」
 反射的に否定しようとして、言葉を飲み込む母親。信じられない、しかしその一方で信じるしかないという思いが彼女の中でせめぎ合っているのだろう。忙しなく瞬きを繰り返し、何度も首を小さく振りながら、その表情は怯えの色を濃くしていく。
「信じた方が得なんじゃない? っていうか、信じる以外ないよね。だって望海ちゃんは、こんなたちの悪い冗談を言う娘じゃないって、ずっと育ててきた恭子ママは誰よりもよく知ってるもんね!」
「ほ、本当なの……? 本当にあなたは……望海にとり憑いて、操ってるっていうの?」
「本当だよお。それじゃあ理解できたところであらためて! 俺に何か言いたいことは?」
「出て行って!! 望海を返して!!」
 怯えと戸惑いから一転、表情を怒りの一色に染めて望海を――望海にとり憑いている「誰か」に詰め寄る母親、恭子。
 だが「望海」に怯む様子はない。変わることなく嘲るような視線を、言葉を恭子に投げかける。
「おやおやぁ? そんな態度とっていいのかなあ? 俺は自分の意志であんたの娘に憑依してるし、出るのも入るのも自由なんだ。この意味、わかるかな?」
「それって……まさか、あなた!」

 自分の立場に気付いた恭子の顔を見て、望海が得意気に、口の端を高く吊り上げる。
「ああ想像どおり! 俺はいつでもどこでも、望海ちゃんの身体を自由にできる。いつでもどこでも、望海ちゃんを人質にできる。たとえ今退散しても、たとえ今日一日あんたが望海ちゃんを室内に閉じ込めていたとしても、登校でもプライベートでも、望海ちゃんが外に出た時にまた憑依して、何でもできちゃうってことさ。何でも、ね」
「な……何をする……つもりなの……!」
「わっかんないかな。ううん、わかってて言ってるよね。……そんなの、エロいことに決まってるじゃないか! クラスメイトとレズったり? 駅前でおじさま捕まえてホテルに行っちゃっても良いかなあ」
「そ、そんなこと! 許さないわ!」
 必死の形相で、望海の肩を掴む恭子。
「っ、痛いなあ。……ねえ、自分の立場、わかったんだよね? だったら、そんな態度取れないんじゃないかな?」
「…………っ!」
 恭子は痛恨の表情で手を離す。その脚から力が抜け、床に膝をつく。
「お、お願い……します……。娘から……望海から出て行ってください……。望海を……解放してください……」
 弱弱しく、それでも心の底からの想いを込めて、恭子が懇願する。
 そんな母親を見下ろす娘の表情は、実に満足そうだ。だが彼女は、彼女の肉体を使っている「彼」は、笑みを深めて、さらなる要求を突き付けるだけだ。
「ん〜、聞いてあげても良いけどさあ。それだと俺、何も得しないよね? 交渉ってのはさ、お互いのメリットになるものを提示し合わなきゃ成り立たないじゃん? だからさあ、もっと俺を喜ばせてくれないとダメなんだよね」
「な……何を……すれば……?」
 恐る恐るといった表情で、望海の顔を見上げる恭子。
「さっき俺、折角望海ちゃんのエロ女子高生ボディでオナニーしようとしてたのに、邪魔してくれちゃったじゃん。その償いをしてくれないとねえ」
「つぐ……ない……」

「そうそう、つまりさ……ねえママ、わたしとエッチなこと、しよ?」
 しゃがみ込んで視線を合わせると、望海は恭子と唇を重ねた。
「むっ?! ううっ! んん〜」
「ん、んん……ちゅ、んむ……」
 最初は驚愕し、拒んでいた恭子だが、次第に諦めの表情を浮かべ、挿し入れられる望海の舌を受け入れてゆく。
「んぅ……ん……ちゅ……れろ……んんっ」
「は……ふむっ……んうぅっ……ぢゅるっ……」
 それでも僅かに身を引こうとする恭子をしっかりと抱きしめ、その口腔内を望海の舌が貪った。
「ぷふぁっ。ふふっ、やっとわかってくれたみたいだね。そうだよ、わたしを助けたければ、ママはわたしとエッチなことをするしかないの。実の娘との近親レズプレイを……ね」
 これまでで一番悪意のこもった、しかし嬉しそうな顔をした望海は、その場で立ち上がるとするりとショーツを脱ぎ捨て、スカートを捲りあげた。
「ねえママぁ、わたしのオマ〇コ、舐めてぇ」
「ううっ……!」
「ねえほら、早くぅ。わたしの機嫌が悪くならないうちにぃ」
「わ、わかった……わかり……ました……」
 どんな内容であっても、「望海」の言葉には逆らえない。従う他の選択肢は許されていないのだ。躊躇しながらも、恭子は娘の股間へと舌を伸ばした。
「ああンっ! いいよぉ。ママの舌が、わたしのオマ○コ舐めまわしてるのぉ。ふァんっ! 感じちゃうぅ。ママの舌の動き、いやらしいよぉ」
「……望海、ごめんね……ぴちゃ……ぢゅるるっ……れろ……」
「あンっ! いいっ、ソコいいよぉっ! ね、ねぇ、クリちゃんも弄ってえ……はァんっ! そう、凄いぃっ! あああっ!!」
 恭子の頭を両手で掴んだまま、のけぞってビクビクっと震える望海。その手から力が抜けるのを感じて、恭子は恐る恐る股間から顔を離した。

「はァ……へへっ、軽くイッちゃったよ。なかなか巧いじゃないか。もしかして、女同士の経験もあるのか?」
「そ、そんなことないわよ……! それより、もう、ま、満足……した?」
「はっ! 前戯くらいで満足するわけないだろ。こっからが本番だぜ」
 恭子に嘲りの言葉を投げつけると、恥ずかしげもなく制服とブラジャーを脱ぎ捨て、全裸となってベッドへ向かう。
「お前もさっさと脱げよ。それから……こいつを使ってもらうからな」
 布団の下から望海が取り出したのは双頭ディルドーだった。それを見た恭子の顔が驚愕に歪む。
「そ、それを使うって……!?」
「今想像した通りのことをするのさ。あんたのマ○コに片方をぶち込んで偽チ○ポにして、娘を犯せって言ってんだよ」
 あまりの言葉に、恭子が顔色を失う。
「そんな……でも、そんなことをしたら……」
「ああ心配すんな。こいつの処女膜ならもう無いから」
「えっ!?」
 目を剥いた恭子に対し、面倒臭そうに望海が説明する。
「安心しろよ。男にヤらせたわけじゃねえ。他の女にヤらせたわけでもねえ。……ただし、俺はいつでもこいつに憑依できた。わかるな?」
「ひどい……」
「そのひどいコトの共犯者になってくれれば、これで終わりにしてやるよ。悪い条件じゃない……いや、呑むしかない話だろ?」
「…………わかった……わ」
「こっちは準備OKだが、そっちはすぐに挿れられるか? ……なんだったらわたしが濡らしてあげようか、ママ?」
「や、やらなくていいですから……!」

 少し時間はかかったもののなんとかディルドーを挿入した恭子を見て、望海は下卑た笑みを浮かべながらぱっくりと脚を開く。
「ほらママぁ、もう待ちきれないよぉ。早くママのチ○ポをわたしのオマ○コにぶち込んでぇ! わたしを抱いてぇ!」
「っ……ごめんね、望海……これで最後だから……」
 悲愴な表情で、しかし意を決した恭子が望海に覆いかぶさり、その秘所へとディルドーの先端を埋め込んでいく。
「んっ! はぁっ……入ってくるよ……ママの……ぶっといチ○ポ……」
「ぅ……んっ……」
「あ……ふ……あっ……はぁ〜っ! ああ、はァ、入ったァ、奥までぇ」
 興奮に頬を赤く染めた望海が、呼吸を荒げながら結合部へと視線を向ける。
「ねえほら突いてぇ、いっぱいわたしのナカ掻き回してぇ、お願いママぁ」
 望海自身は望まぬ、しかし望海自身の口から放たれる淫らな懇願に従い、恭子が腰を動かし始める。
「あァっ! はぅっ! いいのぉ、ママのチ○ポ、いいのぉ。わたしの、オマ○コに、じゅぷじゅぷって、出入りしてるのぉ。娘なのに、わたし、ママの娘なのに、ママのチ○ポで犯されてるのぉ」
「ぅぅっ……んっ……ふぅンっ……ぅっ」
「はァ、あァンっ! ねえ、ママはどう? 感じてる? 興奮してる? 実の娘を、はぅンっ、犯すのって、どんな気分っ?」
「あっ……うっ……そんな、ことっ……」
 口でこそ否定しているが、行為そのものによる刺激と、あるいは背徳感も混ざってか、恭子の肉体も快楽を得ているようだ。頬は上気し、股間からは透明な蜜がいやらしく垂れている。
「あはっ、ママも、感じてるんだねっ、嬉しいよ、あンっ、もっとわたしを、はァンっ、愛してぇっ」
 言いながら、両手で自らの乳房を掴み、捏ね繰り回す望海。
「ああっ、望海ちゃんのおっぱい……やっぱたまらないぜ……! ふぅンっ、柔らかいのに、弾力があって、んぁっ、さっすが女子高生おっぱい……んあァっ!」
 女の口調と男の口調を入り混じらせながら、恭子の動きに合わせて自分も腰を蠢かし、快楽を貪る望海。その表情はだらしなく蕩けきっている。
「んあァっ、ちくびっ、イイっ、こんな、あァっ、おっぱいと、オマ○コ、両方気持ち良くって……! ふあぁンっ! イっちゃう……! ねぇママ、わたし、ママに犯されながらイッちゃうよぉっ」
「ああっ、望海っ、ごめん、ごめんね、ふぅっ、んっ……ああっ、あァっ!」
「あっ、はっ、あっあっあっ、ふァっ……! んああ〜っ!!」
 自分の胸を揉みしだきながら脚を恭子に絡ませた望海がガクガクと身体を震わせ、その後、完全に脱力した。
「……はァ……ふう……。へへっ、良かったぜ、恭子お母さんよ」




 数時間後、同じアパートの一室で、PCのモニターにじっくりと見入っている男の姿があった。
「へへっ、今度もなかなか良い絵が撮れたな。こいつは売れるぜぇ。TSファンどもは金離れがいいからな! 「迫真の演技!」とか言ってくれちゃったりしてな! 演技じゃねえっつうの」
 得意気に笑いながら、動画のデータを編集していく。
「初めて見た時から使えると思ったんだよね〜望海ちゃん。部屋中にカメラ仕込んどいたかいがあったぜ。くふふっ、まさかあの母親も、自分がとっくの昔に憑依されてて、娘の部屋にカメラやマイク仕込んだり、ディルドー買わされたりしてたなんて思わねえだろうなあ。出演協力ありがとさん、っと……。ま、望海ちゃんのカラダは、また勝手に使わせてもらうかもしれないけどね。まったく憑依能力さまさまだぜ!」



★あとがき★
 このお話は、どうせ妄想に決まっています。実際の人物・団体などとは、一切関係あるはずがございません。
 ごきげんよう、nekomeです。
 最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 いやー超久しぶりにエロSS書きました。何ヶ月ぶりでしょうか?! 一年超えてるのは確かですね。見捨てずにいてくださった皆様、ありがとうございます。
 もー完全にリハビリとしか呼べない執筆だったんで、細かい拘りはなしに、わりとオーソドックスな憑依でいってみました。
 それではまた、機会がありましたら。
posted by nekome at 13:57| Comment(3) | TrackBack(0) | 創作・憑依
この記事へのコメント
やっぱり憑依物良いですね。
で、この動画はどこで入手出来ますか?
Posted by N.D at 2012年01月21日 21:45
娘に憑依して母親を脅して母娘百合セックス……いいですねえ。
このあと母親は何も知らない娘にどういう顔をして接すればいいのやら……。
すでに母親の方にも憑依済みで、下準備万全の状態でことに及んだ主人公の用意周到さには脱帽です。
で、動画は裏サイトで見れますか?w
Posted by 光ノ影 at 2012年01月21日 22:58
>N.Dさん
ありがとうございます! やっぱり基本は憑依TS妄想ですね(^^)
彼が提供している動画はちょっとヤバいサイトで出回ってるんで、アクセスには注意が必要ですよっ。

>光ノ影さん
ありがとうございます! 背徳感をともなうエロシチュはたまらんのですよね。
ただの憑依レズだと物足りないかと思って、ちょっと捻ったシチュエーションにしてみました。
動画を探されるんならセキュリティには万全を期されますよう!(笑)
Posted by nekome at 2012年01月22日 21:59
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