基本的に、『フランケン・ふらん』はそのブラック具合が好きで読んでいるものですし、異形は多いしハラワタもしょっちゅうぶち撒けられているような作品なので、萌えられるTSエピソードってのは期待してなかったんですよね。
ところがぎっちょん!
本日発売の6巻に思わぬTSエピソードが収録されていました。
サブタイトルは「TWENTY FOUR」。
多額の借金を抱える中年男性・久世明がふらんに頼み込んだのは脳移植。
十歳になる彼の姪・久世詩音は祖父と父親から莫大な遺産を受け継いでおり、明は彼女に成り替わることでその財産を手に入れようと企んでいた。
ふらんは乗り気ではなかったものの、明と詩音が一緒に交通事故に遭って重体となったことで、結局ふらんが手術をすることに。
明の身体は使い物にならないが脳は無事、詩音の身体はなんとかなるが脳の損傷は大きい。
となると脳移植来たかーーーーっ!?と思うわけですが……いやこれ、詩音の姿で目を覚ました明もそう思うわけですが、実際にはもうひと捻り。
明の脳は詩音の頭蓋には収まらず、かつ詩音の同意もないというわけで、詩音が抱いているクマのヌイグルミの中に明の脳が収まっているのです。神経は直接ケーブルで脊髄に繋がっています。
これは……脳移植じゃないし、脳接続? 脳連結は前にもありましたが、どちらにせよケースが少なすぎてジャンル名ありませんな(^^;
しかし実に『フランケン・ふらん』らしい。
とまあ、かなり特異な状態ではあるものの、愛らしい十歳の少女の肉体を中年男性が動かしているのは確かなわけでして、言動のギャップとか本人に成りきる愉快さなどはちゃんと味わえます。
また、しばらくすると詩音の意識が戻り、精神同居に近い状態に。
その後の展開は……まあ伏せておくということで
この漫画で、ビジュアル的に美味しいTSシチュエーションが描かれるというのが驚きでしたわー(^^;
あ、他の話は相変わらずフリークスやら内臓やらゴキブリやらが大量に出てくるんで、そういうのを楽しめる人が買った方が良いです、ええ。
2011年01月20日
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