待望の憑依モノAV第3弾! 『ボディジャック パート3』がやってまいりました。
まだまだツッコミどころはあるんですが、頑張りの伝わってくる内容でしたね。
今回の主人公は無職引きこもりの30代男。ダメダメな自分の人生に嫌気がさした彼は、通販で買った謎の錠剤を飲んで幽体離脱します。
最初に憑依する相手は義理の妹(パッケージには「義理の姉」と書かれちゃってますが……)。
今まではすぐ近くにいる人間に憑依してたんですが、今回は幽体になったあと、自分の部屋から義妹の部屋まで移動して憑依してますね。
細かいところですが、「折角誰にも見咎められず自由に移動できるんだし、少しは幽体のままで移動して標的探そうぜ!」と思っていたので、今回のこれはちょっと嬉しかったです。
でも幽体で移動していたのはここぐらいで、あとは今までどおりにキスで乗り移るだけなんですよね。
何故だ……。絡んでる相手にしか憑依しちゃいけないなんてこだわりは持ってないんだぞユーザーは。
あと、憑依の瞬間の演出がやっぱり間抜けなのも残念。
とはいえ、不満なのはそれらの「前作から変わらなかった点」や細かな粗ぐらいであり、他の部分では各所で工夫が見られました。
わりと細かいところまで書いちゃいますんで、ネタバレ避けたい方はご注意を。
まず、義妹に乗り移ってオナニーしている最中に、義妹の意識が目覚めてしまいます。精神同居状態ですね!
彼女にも体の感覚は伝わってて喋ることもできるけれど、体を動かすことはできない状態。だから嫌がる声を聞きながら無理矢理オナニーさせるというシーンが見られるわけです。
これは今までになかったシチュエーションであり、憑依TSファンがどんなものを喜ぶのか、ちゃんと勉強していることがわかります。
(あ、でも薬の設定が甘いのは引っ掛かったかな……)
義妹の体でひとしきり楽しんだあとは、娘のフリをして義母を押し倒します。
それから憑依先を交互に変えながらのキスシーン&Hシーン。
「キスでしか憑依先を変えられないのは不満」と言っている自分ですが、この「憑依先を変えながら何度もしつこく女同士のキスを味わう」シーンは良いと思うんですよね。常々やってみたいと思ってますからね!
ところでこのHシーンでは途中で正体をバラすんですが、今までの『ボディジャック』にはなかったやり方ですよね?(1作目ラストは除く)
身近な女性の豹変に戸惑う姿というのも美味しいのですが、こうやって「得体の知れない能力に翻弄される」様子を楽しむというのも、憑依の味わい方のひとつだと思うんですよ。
ここまでで50分ほど経過してるんですが、前2作とは一味違った攻め方をしてくれているおかげで退屈せず、早送り抜きで観られました。
義母の体を乗っ取った主人公は久々の外出。目に留まった就活中の女子大生に憑依します。
(このシーン、カメラが主人公目線なのはマイナス! 憑依中であることが声でしかわからなくて旨み半減)
女子大生が面接を受ける予定だった会社へと赴き、トイレで同じく入社志望者の女性と遭遇します。
ここで、最初は普通の女性のフリをして話しかけたのはナイス判断ですね。
おかげで、一緒に面接を受けるという彼女が入社試験にかける意気込みなどを聞くことができました。彼女の真剣さを知ったおかげで、それがぶち壊され、汚されることになる後の展開が引き立つというものですよ。
外道な嗜好ではありますが、憑依モノの一部にはそういう「他人の人生を台無しにする」ことをも楽しむ傾向があるのは確かでしょう!
面接シーンでは、案の定主人公がひどい言動を連発。もう一人の受験者と面接官をドン引きさせます。
ここの言動はちょっとバカすぎるかなあ……。演技ならともかく素でバカなのはこっちも引いてしまう(^^;
まあそれは置いといて。
女子大生の体ではしたない言動を繰り返したあとは、もう一人の受験者に憑依してその巨乳を揉みしだきます。
直前まで真面目に受け答えをしていて、主人公の卑猥な言動に対しても被害者だった娘なのでギャップがわかりやすくて良いですね!
突然の変貌を見せつけられた面接官も、一層困惑の度合いを深めますし。
次はいよいよ面接官に憑依するんですが、この面接官役の女優さんがまた美人でスタイルも素晴らしくてですね!
スーツ姿が映えるカラダなんですよ。机に寄り掛かるように立ってる姿なんてたまらない。今回一番「実際に憑依したい!」と思った女優さんですね(^^)
巨乳の娘が逃げ出し、最初に憑依していた女子大生が意識を取り戻してからは、セクハラ面接の開始ですね。
さっきまでにこやかに仕事をこなし、ふざけた言動を繰り返す女子大生(主人公)を優しくなだめていた彼女が、顔をいやらしく歪め、立場を利用してセクハラをしかけるのだからギャップに興奮しますねえ。
セクハラの度を完全に超えてからは、憑依先を交互に変えながらのHに突入。
演技は頑張っているのですが、この辺りまでくると観るのも疲れてきてしまいまして、似たような遣り取りを繰り返されることもあって眠くなってしまいました。
だらだら続けず、すぱっと短いシーンに収めてしまった方が集中して楽しめるんじゃないでしょうか。
面接官から他のOLへと憑依先を移してからは、同僚のOLとのレズプレイ。
この時のお相手には、既に別の男性が憑依しています。
「憑依者を複数出して!」というリクエストはしばしば目にしていました(というか自分も書いてた)ので、早速採用していただけてありがたい!
こうやってユーザーの望みを極力実現しようとしてくれるのが、ROCKETの良いところですね。
ただ、お互い「目の前の女性が男に憑依されていることに気付いていない」状態だとHシーンの個性がイマイチ薄いですし、言動おかしいんだから気付けよ!と思ってしまいますね。
お互いに相手を憑依者だと把握したうえで激しく快楽を貪り合った方が、もっと盛り上がるんじゃないでしょうか。
あと、レズプレイはさんざんやっているので、憑依者が二人いることを活かすんなら、「二人がかりで男を襲う」なんて展開も見てみたいですね。
さて、ひと通り書いてみたら随分長々と語ってしまいました。
それだけ見どころが、憑依ファンの希望を汲み取って進歩した箇所が多くて、言及せずにはいられなかったということです。
値段分は充分回収できました。
全体を通して女優さんの演技力も高かったですしね!
また、今までマイナス要因だった「即座に全裸」率がぐっと低下したのも良かったですね。
服を着たまま、あるいは半脱ぎで変態行為をする場面がかなり多かったと思います。「どんな人間に憑依したか」が視覚的にわかるのは嬉しいですからね。AVのように登場人物の設定が浸透しきらないうちにエロに突入する作品では尚更、服装によるキャラ設定の補強は大事だと思うのです。
残念な点としては、いつも言っているように「二人目以降の憑依がキス縛り」なこと。
それから場面転換があっさりすぎることですかね。
似たようなHシーンを長々と映すよりも、手に入れた女体に女物の服を纏い直すシーンをきちんと入れた方が、このシリーズを買っている人間にはウケますよ。
残りの不満点を解消し、新たなシチュエーションを加えた新作を出すことも能力的には可能なのでは。期待してしまいたいところです。
2010年11月20日
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