平凡な会社員、津山達彦は幸福だった。
自分には勿体無いぐらいに美しく、いつも笑顔で支えてくれる妻。
その妻に似て愛らしく育ち、思春期を迎えても父親を邪険にすることもなく、いっぱい甘えてきてくれる娘。
学生時代に目立つこともなかったし、社会人になってからもぱっとしない男だという自覚はある。しかし、温かい家庭に恵まれた彼は、自分のことを人並み以上に幸せな人間だと思っていた。
出張から帰ったこの日も、玄関を開けてすぐ笑顔で出迎えてくれた娘の菜摘に、達彦は心癒される。
「お父さんお帰りなさーいっ!」
すぐに、台所から妻の由比子も顔を出す。
「お帰りなさい、あなた。ご飯もう少しかかるから、先にお風呂入ってきたらどうかしら。疲れてるでしょう?」
勧めに従って風呂で体をほぐし、さっぱりとした気分で食卓へ着くと、並べられた料理は随分と豪華だった。
「おいおいどうしたんだ? ワインまであるじゃないか。これ、いつもの安いやつじゃないだろう?」
「出張お疲れ様ってこと。いつも頑張ってくれてるんだもの、たまにはこれくらい、ね?」
「ほらほらお父さん、飲んで飲んで!」
ねぎらいの言葉と上手い料理に感動しながら、久々の我が家を満喫する達彦。時折悪戯っぽい笑みを浮かべながら目配せをしている妻と娘が、やけに酒を勧めてくることは気になったが、深く考えることもなく食事を終えた。
酔いと疲れ、そして入浴を済ませているという気楽さも手伝って、寝室に辿り着いた達彦は早々に意識を手放した。
達彦が喉の渇きに目を覚まし、うっすらとまぶたを開けると、蛍光灯の明かりが煌々と降り注いでいた。ぼんやりとした頭で、妻はまだ寝ていないようだと判断する。喉の渇きを癒すために水を頼もうかと思案する達彦だが、聞こえてきた声に思考が固まった。
「……あっ……ああっ…あっ、あんっ……」
女の声。それも艶っぽい喘ぎ声。どこかで聞いたことがあるような、初めて聞くような声だ。
「……あっ、あっ、あっ、はぁんっ……あっ、ああっ、やぁっ」
自分が寝ている横。枕元から聞こえてくる淫声を達彦は訝しむ。普通に考えれば妻しかあり得ないが、彼女はそういう行為には消極的な方だった。
だんだん頭がはっきりしてきて、状況を確認しようとして首を横に向けた達彦の目に、衝撃的な光景が飛び込んできた。
「はぁんっ! いい、いいよお母さん。あっ、ああっ」
「ふふっ、そんなにおま○こイイの? まったくいやらしい子ね、菜摘」
「あぁん、だってぇ、お母さんのイボイボチ○ポが、膣内をゴリゴリ擦るんだもん。わ、わたし、もう立てなくなっちゃ、あぅっ、ふあぁっ!」
「こんなにぶっといのを受け入れるようになっちゃって……ホントに中学生なの、この子は? ほらっ、ほらっ」
「あっ、ああンっ、はァっ!」
壁に手をついてお尻を突き出した娘に、妻が激しく腰を打ち付けている。二人とも全裸で、紅潮しきったその表情は悦楽に歪んでいた。
信じ難い光景に絶句する達彦だったが、意識は完全に覚醒した。慌てて飛び起きようとする。
「お、お前ら、何をやってい――ぐっ?!」
ここにきて、ようやく達彦は気付く。四肢がロープのようなものでベッドに固定され、身動きが取れなくなっていることに。しかも、服はすべて脱がされ、下着すら身に着けていなかった。
「あっ、お母さんっ、お父さん、起きたみたいだ、よっ。あンっ」
「んっ……ふぅっ……あら、おはよう、あなた。まだ夜だけどね、ふふっ」
「ゆ、由比子、それに菜摘も……一体どういうことなんだ。これは夢なのか?」
背徳的な行いを見られても平然と微笑む母娘に、達彦の思考は混乱する。
「夢なんかじゃないわよ、あなた。わたしが菜摘のカラダを開発してあげてるの。一人前の女にするためにね」
「あはっ。凄かったんだからお母さん。毎晩毎晩、わたしの腰がガクガクになるまで犯してくれたのよ」
「ほら菜摘、繋がってるとこ、お父さんに見せてあげなさい。……よい、しょ」
菜摘を後ろから抱きしめたまま、近くにあった椅子に座る由比子。膝の上に娘を乗せ、その両脚を抱えて思い切り開いてみせる。
「あんっ。ねえ見える、お父さん? お母さんのぶっといチ○ポが、わたしのおま○こを拡げてるの」
菜摘のピンク色の秘裂は、凶悪そうな突起のついた張り型を咥え込んでいた。その張り型、ペニスバンドは母親である由比子の股間に装着されている。
「凄いでしょ。もうこんなのが入っちゃうんだよ。あ、でも安心して! 締め付けも凄いんだから。いっぱい練習したもんねっ」
「な、菜摘……」
妻と娘はいったい何をやっているのか。いったい何を言っているのか。
受け入れ難い現実を前に呆然となる達彦。
そんな彼に追い討ちをかけるかのように二人は言う。
「そうそう、安心して。菜摘もまだ男は知らないから」
「うん、だって、初めてはお父さんにあげるって決めてたんだもん。……ぅんっ……しょっと」
「な、なんだって。何をする気だ、菜摘」
立ち上がって股間に刺さったモノを抜くと、ふらふらした足取りでベッドの父親に近づいていく菜摘。その顔には淫靡な笑みが貼り付いている。
ベッドの上に登ると、身動きできない父親に跨り、その顔の上に自分の股間を近づける。
「ほら、見える? 娘のおま○こ見た感想はどう? すっかり大人になったでしょ。処女膜はお母さんが破っちゃったけど、男の人のチ○ポはまだ入れたことがないの。今日が初めて。うふっ」
菜摘自身の手によって拡げられた陰唇からは透明な液がだらだらと垂れ、淫臭が達彦の顔を包み込む。
「菜摘、や、やめるんだ、こんなこ――んぶっ!」
腰を落とし、秘裂を押し付けて父親の口を塞ぐ菜摘。振り払おうともがく達彦だが、信じられないような力で娘に頭を押さえつけられ、逃げることができない。
「あんっ、お父さん、そんなに暴れないで。もっと丁寧に舐めて、わたしのおま○こ。お父さんの舌で、わたしを気持ち良くしてぇ」
「んむっ、んんぅっ、んぶぅーーーーっ!!」
「ああっ、やっ、はンっ。ねえ美味しい? お父さん、わたしのいやらしいお汁美味しい? 最近は一緒にお風呂に入ってあげてなかったけど、今日はいっぱいわたしに触って。わたしを味わって! んはぁっ、あっ、ああっ」
「んぅうっ、ふぐっ、んむぅっ!!」
もがく父親の顔の上で腰をくねらせる娘を、にやにやと口元を歪めながら見守っていた由比子だったが、ふと視線を動かして眉をひそめる。
「……あら。ねえ菜摘、お父さんオチ○チン勃ってないわよ」
「ええーっ? もう、どういうこと? 娘にこんなことしてもらえる父親なんて、他にいないよ?」
「実の娘に欲情できるほど変態じゃないってことでしょ。くくっ、仕方ないわねえ。わたしが手伝ってあげるわ」
そう言って自らもベッドの上に乗った由比子は、達彦の脚の間に身体を沈めると、その見事な乳房で達彦のモノを挟み込んだ。
「んんぅっ?!」
股間から伝わってきた感覚に、達彦が驚きの声を上げる。何をされているのかは見えないが、ペニスを包む柔らかい感触からだいたいの想像はついたのだろう。
「んふっ、こんな状況でもまだ驚けるのね。まあ、今までこんな大胆なことしてあげたことなかったものね。どう、わたしのおっぱいは。気持ち良い?」
両手で押さえつけた乳房をぐにぐにと変形させながら、達彦のモノを扱く由比子。谷間から覗かせた先端をちろちろと舐めてやると、肉の棒はだんだんと膨らみ、硬度を増していった。
「あはっ、お父さんのオチ○チン気持ち良さそう。ねえ、わたしのクリトリスも気持ち良くしてっ」
父親の抵抗を無視し、少し角度を変えて再び股間を押し付ける菜摘。
「ひぅっ! そ、そこっ。あっ、あっ、ひっ! やっ、あっ、はぅっ。あっ、ああっ、あああっ!!」
一際高い嬌声を上げると、がくがくと身体を揺らす菜摘。軽く絶頂を迎えたようだ。
「あらあら。菜摘ったら一人で先にイっちゃったの? ホントにHな娘なんだから。お父さんの方、やっと準備が整ったところよ」
母親の言葉を受けて、菜摘は陶然とした表情のままゆっくりと身体を動かす。脇にどいた母親と交代して、父親の股間の上に腰を落とす。まだ膣には挿入させず、唾液と愛液に塗れた淫唇を竿に擦りつけながら語りかけた。
「はぁ……はぁ……。ふふっ、いよいよだね。お父さん、わたしの初めての男性になってね」
「や、やめるんだ菜摘! こんなことしちゃいかん。由比子も止めさせてくれ。こんな……お、おかしいぞ二人とも!」
心の底から焦りの表情を浮かべて訴える達彦を見ても、二人は意地悪そうに笑いあうだけだ。
「ふふふっ。だって、娘の記念すべき瞬間を見られるんですもの。母親としてこんなに嬉しいことはないわ。あなただって内心は嬉しいんじゃないの? 綺麗に育った年頃の娘に、他の男に盗られる前にぶち込めるんだから。くくっ」
「そうそう、感謝してくれたっていいじゃん。……んっ。まあ、チ○ポ硬くしててくれればそれでいいんだけどね。……あっ、んんっ」
二人の言葉に、達彦は自分の耳を疑う。今までも充分すぎるほど異様だったが、最早目の前にいるのが自分の知る妻と娘とは思えなかった。
「ゆ、由比子、菜摘……なのか? た、頼むから正気に戻ってくれ」
しばしの沈黙の後、母娘は顔を見合わせて笑いあった。
「……ぷっ。くくっ、なあおい、そろそろ教えてやらないか、『お母さん』よ?」
「くははっ。そうだな『菜摘』。こいつに恨みはねえし、真実ぐらいは教えてやるか」
口調までがらりと変えて達彦に向き直る由比子と菜摘。その口元は今までにも増して吊り上り、瞳には獲物をいたぶる愉悦が浮かんでいた。
「なあおっさん、憑依って知ってるか?」
自分の夫に対し、まるで他人に対するかのような態度、しかも軽薄な口調で話しかける由比子。
「お、おっさん?」
「いいから答えろよ。憑依。乗り移り。言葉の意味ぐらいわかるだろ?」
「わ、わかるが……まさか。そんな馬鹿な」
「くくっ、そのまさか。俺たちは通りすがりの幽霊さまさ。アンタの奥さんと娘の身体を乗っ取らせてもらってるぜ。……あんっ」
常人からすれば非常識であろう説明をしながら、身体をくねらせる菜摘。その秘部は、まだ父親の陰茎と接したままだ。
「ううっ。な、なら早くそこをどいてくれ。いや、妻と娘の身体から出て行ってくれ。わたしたちに何の恨みがあって、こんな」
「……んぅっ……言ったろ、恨みはないって」
「そうそう、たまたま美人の母娘が目に入ったから、ちょっと楽しませてもらおうと思っただけさ」
「知ってるか? 女の快感って凄いんだぜ。だから……そろそろ俺を満足させてくれよ、『お父さん』よっ!」
一旦腰を浮かせた菜摘は、達彦の肉棒を手で掴んで固定すると、その先端を膣口にあてがい、ゆっくりと腰を落としていく。
「あっ……うぅっ……入ってくるよ、お父さんのチ○ポ……はあぁ」
「だ、ダメだ、やめてくれ! うっ、ああっ!!」
娘の柔肉に肉棒を包み込まれ、絶望の声を上げる達彦。
そんな父親の姿を見ながら、菜摘はこの上なく満足そうな表情を浮かべている。
「あはぁ……お父さんのチ○ポ、あっつぅい。それに、結構おっきくて素敵。ねえ、どお? 中学生の娘の膣内は。たまんないでしょう?」
「くっ……ぐぅっ……ぬ、抜いてくれ……」
「もう、愛する娘に褒め言葉ぐらい掛けてあげられないの、あなた。そんなしょうがない口は、わたしのおま○こで塞いじゃうわね」
今度は由比子が、娘と向き合うようにして達彦の顔の上に股間を押し付ける。
「ぐむぅっ! ふむうううっ!」
「ああんっ。ねえ菜摘。一緒に気持ち良くなりましょ。お父さんのチ○ポはどう? 美味しい?」
「んあんっ。うん、お母さん。わたしの膣内……あンっ、思いっきり拡げて、カリが引っかいてくの……ふぅンっ!」
「ふふっ、自分だけ楽しんでちゃダメよ。ちゃんと締め付けて、腰を前後に動かしてあげて」
「はぁい、わかってまあす。んっ、んぁっ、ああっ!」
父親の上で艶かしく腰を振る菜摘の動きは、とても今まで男を知らなかった少女のものとは思えない。
禁断の相手から与えられる極上の快楽に、達彦がくぐもった悲鳴を上げるが、菜摘は意に介さず、一層激しい腰使いで父親を責め立てる。
「あっ、ああンっ、あっ、あっ、あっ、ああっ!」
「はあぁ、凄くいやらしいわよ菜摘。ね、お母さんのおっぱいも一緒に虐めて」
返事を待たず、激しく腰を揺らしている娘の手を取って、自分の乳房を掴ませる由比子。
「んはァっ、いいわよぉ。可愛い女の子の手で乳首を弄られるの、たまんなぁい。はぁンっ!」
達彦に跨ったまま、お互いの乳房を弄りあい、時に口付けを交わす二人。その顔はすっかり快楽に蕩けきっている。
「お、お母さん、わたし、ああっ! もう、そろそろォっ!」
「んうっ! んぐううぅっ!!」
菜摘が肉体の昂ぶりを告げた直後に、達彦からも切羽詰まった呻き声が漏れる。
「ああンっ! へへっ、お父さんも限界みたいよ。ほら菜摘、思い切り搾り取ってあげなさいっ」
「う、うんっ。あっあっあっあっ、あっ……んあああああっ!!」
「んっ! んぐぅっ! ふぐうううっ!!」
菜摘が一際高い声で嬌声を上げて身体を痙攣させると、それに続いて、達彦がくぐもった悲鳴を上げながら、激しく腰を上下に動かした。強烈な突き上げと、胎内への熱いほとばしりを受け、菜摘は一層喘ぎながら身体を反らせる。
やがて、脱力した菜摘がくたりと倒れこんだのを見た由比子は、満足そうな笑みを浮かべて達彦の上から身体をどかし、自分も二人の傍らにぱたりと倒れた。
「うっ……くぅっ……すまん、菜摘。由比子」
快感に抗えず、実の娘を汚してしまった己を責める達彦。しかし、彼が悔恨に浸る間もなく、むくりと起き上がった菜摘が嗜虐的な笑みを浮かべる。
「んっ……イったばかりだから身体が敏感だぜ。ねえお父さん、一回ヤったら、あと何回ヤっても同じだと思わない? 今度は『俺』に、菜摘ちゃんの身体を味わわせてくれよ」
続いて起き上がった由比子は、ベッドから降りて机へと向かう。
「へへっ、そうだな。二人とも愉しませてもらわないとな。じゃあ今度は、仲睦まじい父娘の様子を撮影しておいてあげるわね。またいつか、家族で一緒に見ましょう。ふっ、くふふっ、くっくっく」
「や、やめろ、もうやめてくれえっ!!」
この家族の狂った宴は、二人の悪霊が飽きるまで続く。
★あとがき★
このお話は妄想に決まっています。実在の人物とは、一切関係あるはずがありません。
ごきげんよう、nekomeです。
もうずっと前から暖めていたネタを、ようやく形にできました。折角憑依者が二人いるんだからということで、少しはっちゃけさせたいということで、こういう内容になりました。ガチ近親もやってみたかったので。
このネタ、書きたい時に限ってタイミングが悪くってどんどこ後回しに……。
今回も70万ヒットに合わせて公開しようとしていたら、交通事故&インフルコンボで予定を遅らさざるを得ませんでしたし。
しかも先週の木曜夜から市内全域でネット回線がダウンして、今でもごく僅かの時間しか繋がりません。メールの確認すらなかなかできない……。
この更新作業も、画面がちゃんと切り替わるまで油断できない状況です。本当なら昨夜のうちに公開するはずだったのになあ。
2010年02月22日
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この記事へのトラックバック
悪霊になりたい気分です。b
はい、おそまつさまでした(^^)
彼らを羨ましいと思っていただけたのなら何よりです!
……ん? このアドレスは……。
よし、早速ブックマークしておきましたよっ。
母娘になりきりで父とのありえない絡みはいいなあ。
二人の協同憑依のうまみがしっかり味わえて、自分もぜひ悪霊になりたいです(笑
またこの二人の新たな暗躍が拝見できたら嬉しいです^^
最悪コンボ、確かにきついですね><
でもそのせいか、この母娘のような最強コンボが誕生?^^
私が悪霊になったら、は伏せておきます。
ただ一言。
もしなったらこれだけでも済まない…
憑依作家さんたち以外は皆ww(邪笑
お読みいただき、ありがとうございました。
期待に応えられて良かったです!
宣言どおり外道路線で行かせていただきました。折角憑依できるんだから、禁断の関係も強要しないとねっ。
この二人のネタは今ちょっとストックがないんですが、また思いついた時にはよろしくお願いします(^^)
>憑依サイコーさん
お読みいただき、ありがとうございます。
力と悪意のある者が協力すれば、こんな最悪の状況も簡単に作り出せるんですよね。なんと羨ま恐ろしい。
勿論、もっと本当の「最悪の状況」だって作れるわけですが……攻撃性の高い作品って、結構躊躇するんですよね書くの(^^;