2009年12月22日

わたしの想像は、あなたを超えられない『メイドいんジャパン』3巻

 バカテスプロモの土屋があまりに可愛くて押し倒したい件。
 アニメでもさっさと女装させようよ!


 ……いかん、あまりに凄い内容だったので、最初の一言が思い浮かばない。

 おりもとみまな『メイドいんジャパン』3巻(チャンピオンREDコミックス)

 今回も最初からフルスロットル。正体がバレたことでメイド学園を追われ、執事学園へと転校した山本六十四に会うために、成美が名古屋を訪れます。
 清々しいまでに名古屋を馬鹿にしたネタに爆笑です。
 ないから! みそだれ直飲みとかないから!
 つけたりかけたりするだけだから! 例のCMがローカルだと知ったのは今年だけど(爆)
 某自動車企業経営者な濃いいキャラも再登場。そういえば、某社の本拠地はうちの県でしたな!

 この第12話だけでも、ツッコミ体質の人間は軽く死ねると思う。
 2巻の時にも思いましたけど、あり得ない密度とレベルのギャグに、体力削り切られます!
 こんな作品で連載続けるって、どんな精神力なの……。
 よっぽど壊れてるか、心底楽しんでるかじゃないと描けないと思う。敬服するしかないって。

 しかし、まだここまでは前巻からの延長だったと言える……。
 まとめの父親であり、成人男性でありながら美しい女装メイドという怪物・栗田建女がいよいよ牙をむく第13話以降こそがこの巻の本領。
 某社のキャッチコピーとして「あなたの想像は 私を超えられるか」というものが出てきますが――わたしの想像は、あなたを超えられません、おりもとみまなさん!
 あの会社との激突自体無茶苦茶なことになってましたが、まさかこのタイミングで大戦時のエピソードが出てくるとは。

「君たちメイドの作った武器は いつか必ずアメリカの戦車を打ち倒す」

 って、T条首相ーーーーっ!?
 いや1巻でもちらっと出てましたけれども!
 なんてけしからん使い方をするか(笑)
 
 一見格好良い場面みたいで、本人たちも真剣なんだけど、やっぱり色々とおかしい名(迷)台詞も健在。

「勝利は小さな小さな穴の向こうにあるの
 大丈夫 わたしがその穴に導いてあげる
 君は男の子
 男の子は挿れる穴を間違えない!!!」

 良いシーンなんだけどね!

 そして、あまりにも凄絶な男バレ展開。
 正直、まさかここまでのことになるとは……。
 先の展開を読むなんてとても不可能。
 この漫画は、女装少年モノとか、ちんちんとか、変態漫画とか、そういう次元を遥かにぶっちぎっている。
posted by nekome at 21:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 女装関連
この記事へのコメント
第三巻出ましたか。
更に過激さをましているようですね。一般コミックのはずなのにw

世界の果て〜〜も買ってないし、これも買いに行かねば(;´∀`)
Posted by なる at 2009年12月23日 15:56
>なるさん
変態度も凄いことになってますが、熱さも凄いことになってます。上手く語り切れないのがもどかしい……!
やっぱりおりもとさんは天才だと思います。読んでくれる人は少なそうですけど。
Posted by nekome at 2009年12月23日 22:02
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