発売からだいぶ間が空いてしまいましたが、ROCKETの憑依モノAV『ボディジャック パート2』の感想です。
「T-STYLE」のキラさんも書かれていましたが、今回はかなり良い出来でしたね!
そこそこ詳しく書くので、早速収納させていただきます。
今作の主人公は、家に代々伝わるという薬(どんなだよ!)を飲んで幽体離脱し、次々と女性に乗り移っていきます。憑依レズ三昧です。
まず最初は家庭教師に乗り移るのですが、この章だけでも「買って良かった」と思えましたね。
かなり細かいところまで演技指導されている様子!
「憧れの女の身体を手に入れた男が、どんな言動をとるか」をちゃんと考え、再現してくれています。
服を脱ぐシーンは、鏡を見ながらじっくりと。興奮したり喜んだり、慣れない服にてこずったりと凝った演技を見せてくれます。
場面が転換したらもう全裸!でガッカリさせてくれた初期のTSモノAVとは大違いですね。
下着姿の先生に恥ずかしいポーズを取らせ、
「そんな風に……しないで……っぷふっ! ってか!」
といった具合に、艶っぽい声で喋ってみせたあと、噴き出して素に戻るなど、まるで憑依ファンの妄想そのもののような台詞が使われるのだから素晴らしい。
18禁のSSでは実際に書きますもん、そういう台詞。
これはしっかり勉強されてますねえ。
まあ個人的には、角オナは着衣時の方がエロいだろ、とは思いますけど。
家庭教師の身体を手に入れた後、スケジュール帳を調べたことで、次に教える相手が同級生の女子高生であると判明。
先生に成りすまして堂々と彼女の家に上がりこみます。女の子が帰宅するまでの間、彼女のベッドに寝転がったり下着を漁ったりと、先生の身体で変態的な行為に走ってしまうのが良いですね。
家庭教師の身体で女子高生と母親を襲ったあとは、最初の身体乗り換え。前作と同じく、口移しで母親の方に憑依します。
この時、目が覚めた家庭教師が状況を理解できず、怖くなって逃げ出してしまう描写があったのは良かったですね!
憑依されていた女性が自分たちの痴態に混乱する様子は、18禁憑依モノならではの身勝手さを実感できて興奮を誘います。
家庭教師編では、家庭教師・女子高生の二人も「外出のために服を着る」シーンがあったのも嬉しいところ。
借り物の女の身体で、女物の服を着る、というのも楽しみのひとつだと思いますので。
野外では3人ほど憑依する相手がいるのですが、この辺りは安易な全裸率が高いのでちょっと飛ばさせてもらうとして……
「ビキニギャル」はさ、水着着てるから「ビキニギャル」だと思うんですよ。
脱いだらただの裸のお姉さんですよ。
まあ、「巨乳だから簡単に胸舐めができる!」と喜ぶところはアリだと思いますけど。
家庭教師編に次ぐ見所は、やはり最後の章ですね。
女医の身体と患者の身体に交互に乗り移りながらのレズシーンが見られます。
さっきまで泣きそうな声で怯えていた側が、急に乱暴な口調になってのしかかる。
さっきまで下卑た口調で責めていた側が、弱々しい声で逃げようとする。
急激な豹変は憑依の醍醐味ですからね! こういった変化を何度も見られるというのは興奮します。撮るの結構大変だったんじゃないでしょうか。
それにしても、憑依レズプレイがこんなに大量に見られる日が来るとは……。
昔は普通のレズもののAVを「これは片方が男に憑依されてるんだ」と妄想しながら観てたもんですよ。
いい時代になったものです。
不満点もあるにはありまして……
やはり、映像面でのチープさ。半透明の幽体が女性と身体を重ねて憑依する、というシーンを一回ぐらいは見たかったですね。
幽体離脱〜初憑依の演出をカメラワークだけで乗り切るというのは悪い判断ではありませんが、「ある日、モテない僕が横山美雪になっちゃった☆」のような映像を先に知ってしまうと、ガッカリ感は拭えません。
最初の場面ではスタッフの足音や床の軋み音などもかなり目立っていたため、余計にチープな印象が強くなってしまいました。「AVにそこまで求めるべきか?」と思わなくもないですが、同ジャンルの別のAVで実現できているもので……。
この値段で出すには予算的に厳しいものもあるのかもしれませんが、ならば今度は女優さんの数を思い切り絞って、その分クオリティを上げてもらいたいところです。
容姿・声・演技力などに難のある方々もおりましたし、このあたりはバッサリ切ってしまって良いと思います。
憑依した相手の目が赤くなる(全員ではありませんが)演出については、悪くなかったと思います。
必須の演出ではありませんが、「邪な何かに憑かれている」雰囲気は出せていましたしね。
AVは尺が異様に長いということもあって、どうしても所々早送りする形にはなってしまったのですが、憑依モノとして見た場合の価値は充分値段以上!
前作と比べても、間違いなくレベルが上がっています。
憑依好きのツボをばっちり映像化してやる!という意気込みを感じましたね。かなりの好印象です。
「パート3を出す」という宣言もされていましたので、今度はやはり、憑依能力者を二人にするとか、男性を脅して襲ってしまうなどの展開を入れて、新しい刺激を与えてほしいところです。
〜参照リンク〜
「ある日、モテない僕が横山美雪になっちゃった☆感想・見どころレビュー☆」
「超速報☆『ボディジャック パート2』」
「究極の妄想発明シリーズ第17弾 ボディジャック パート2感想・見どころレビュー☆」
2009年12月08日
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