屈指の傑作女装少年漫画『ゆびさきミルクティー』。3年の沈黙を破って、8・9巻同時刊行!
この日が来て本当に良かった……。
この漫画を抜きにして女装少年は語れませんからね。
尋常ではない濃さの倒錯度は、そのケのない読者の脳すら蝕みかねません。
成人してから出会ったため、まだ落ち着いて読めましたが、高校の頃に読んでたらどうなってたかわかりませんね正直……(汗)
倒錯度もかなりのものですけど、主人公・池田由紀の女装した姿・ユキの美しさ、というか「理想的な美少女」度合いも半端ではありません。
よく「男心をわかっている女装美少年は、男にとって理想の異性たり得る」と言いますが、女装少年にあまり馴染みの無い人間にはぴんと来ないかもしれませんね。
しかし、そんな人も『ゆびさきミルクティー』のユキを見れば納得するんじゃないでしょうか。
男心を完璧に理解し、かつ「我儘」「計算高い」などの女の汚い部分を持たない。「ユキ」は池田にとっての理想の女性そのものですから、尚更でしょう。
男が求める理想の女性というものを、完璧に体現することができます。
池田の親友である亘がユキに惚れてしまったのも、当然と言えるでしょう。
……そう、亘がその正体に気付かず、本気でユキに惚れてしまったのが問題でしてね。
真実を伝えることができず、ユキはずるずると亘とのデートを重ねます。
そして、サッカーの公式戦の直前、不良からユキを庇った亘は左脚を負傷。
責任を感じたユキは、試合の後、自分が由紀であることを亘に明かします。
しかし、亘は由紀を責めるでもなく、「もう一度ユキちゃんやってくれよ」と言って、腰に手を回し――唇を重ねるのですよ。
もうっ……! もうっ……! このシーンが……もうっ!!
よく、漫画の中で女の子が、恥ずかしさのあまり「ボンッ」と音を立てて顔真っ赤にして湯気が出る表現ってあるじゃないですか。
あれ実体験しました。
連載当時、コンビニで立ち読みしてたんですけどね、このページを見た瞬間――「ボンッ」と音が聞こえましたもん。
一瞬で顔が物凄く熱くなりまして、もう鏡を見なくても真っ赤になっているであろうことがわかるという状態。
慌てて雑誌を閉じまして、雑誌棚の前を離れましてね。
客や店員に顔を見られまいと、他の棚の間に隠れてしまったんですよ。「今顔を見られたら、真っ赤になってるのがバレてしまう!」と。
いやバレたらどうなるんだって話ですけど、その時はもう脳味噌茹っててマトモな思考なんてできません。
頭ん中ではひたすら「きゃーっ! きゃーっ! きゃーっ! きゃーっ!」と叫んでました。
……お前は他人のラブシーンを覗いた女子中学生か、と。
だってさ、ときめいちゃったんですよ。
ときめいちゃったもんはしょうがないでしょう。
単行本になったものを手元に置きたいと、ずっと思っていました。叶って良かったです。
ラブシーン見てこんなに動揺したこと、他にありませんよ……。
――とか思ってたら、次の号で「ちんぽ舐めていいよ」があって悶絶。
お、おまっ……! ごっ……ちょっ、洒落んなってなっ……けふっ!
しかも、その後もアッツいキスシーン……。
「女ってすげーよな 男とキスできるんだもんな」
ああ、うん、ホント凄いよ……完敗だよ……。
2009年10月29日
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あのシーンを連載で読んだときは私はもう「こんなもんか」ぐらいで見てたな。
・・・既に穢れていたか(笑)
由紀にとってユキは違う人間、ユキは「女の子としてどう思うか」を由紀の視線で見て、亘に対してのあの反応だったんでしょう。
亘からすれば、都合のいい展開は男の子の願望だから。
ユキであって由紀ではないから
「ちんぽ舐めていいよ」
が言えるのであって、実際出来るでしょうね。
本編では決意した由紀に、水面は更に困惑させる行動にでてますね。
まだまだ波乱は続きそうです。
今後はゆとりを持った連載でお願いしたいものです。
あのキスシーンを読んだ直後は、なんでそんなに心が動いたのか自分でもよくわからなかったんですけどね。
おそらく、多重にシンクロしてしまったんだろうなあと。
女の子に感情移入するのはいつものことですけど、この場合女の子の立ち位置にいるのが(肉体的にも)男の子なわけでして、しかも相手は男の親友……。
そんなユキ(由紀)のポジションに立つことを想像して、自分の中の男の部分と女の部分が両方反応してしまったんでしょう。
んー、この言い方だとややこしいですね。
要するに、自分もあんなキスをしたい(されたい)、と(^^;
水面は女の子のエロさと汚さをわかりやすい形で持っていて、結構好きなキャラですね。