気になってる方もいるようなので、優先的に記事を書きましょう。
TS疑惑があったこの作品、今回ですべての謎が明らかになりました。多分最終巻です。
志茂文彦『乙女革命アヤメの!3』(MF文庫J)
あらすじの出だしからして
「ふと気がついたら美しい女の子になっていたのでびっくりした――。」
だったり、記憶喪失の主人公に
「これはね、あなたへの罰!
あなたはかつて、人の心をもてあそび、あなたを愛した人を利用し、裏切り、大勢の優しい人を傷つけたの。
ここはあなたの煉獄ってわけ。罪を償い、赦されるまでは、そのままでいなくちゃダメよ。」
というメッセージが残されていたりで、TS疑惑が生じるのも無理はない。
しかし、この作品世界は一人たりとも男が登場しない甘甘百合空間。
加えて「トイレに行く美少女なんていません!」と言わんばかりに綺麗なものしかない世界。
主人公であるアヤメ自身が、美少女である自分に当惑していたとしても、元男という線は薄いな……と思っておりました。
で、今まで伏せていましたけど、わたしの予想は「アヤメは未来の姫子である」というものでした。
そう考えると色々筋が通るんですよ。「あなたへの罰」というメッセージの対象にもなり得るし、姫子より能力が弱いのは将来的に弱まったからと考えられるし、匂いが薄いのも同様だし、僅かに胸が大きいのも(爆)
――けど外れたっ!
そっちだったかぁっ! ていうか、それは思いつかんっ!
まあ掠ってもいないというわけでは……いやいや、詳細は伏せます。
取り敢えず、「男ではなかった」とだけ名言しておきましょう。
TSファンにとっては残念ですが、真の百合を望む人たちには朗報ですね(笑)
ストーリーの方は、姫子の計画が本格的に動き出し、事態が急転します。
……ただまあ、リアリティとかは求めない方が良いですからね。
あくまで、今まで読んできたとおりの、ふわふわした砂糖菓子世界の出来事だと思って読みましょう。
2009年08月03日
この記事へのトラックバック
私もそっちかー。
とびっくりしました。すごいですよね。
「男だった」って大穴の枠ですよね(笑)
はい、してやられました。
「未来の姫子」説には結構自信があったんですけどねー。
>ラルさん
超大穴です。
だからこそ、賭けてみるのも面白いっ!(笑)
まあ、いい夢見られました。妄想のネタとしても悪くないですし。