巻が進むにつれて面白さも増している、もりしげさんの『フダンシズム−腐男子主義−』4巻が発売。もっと沢山入荷して欲しいと思うよ?
今巻は最初から飛ばしてまして、松本部長がアマネ(女装状態の数(あまた))に「てんみこ」の描き方を教わるという話から、二人きりで秋葉デートな展開に。
腐女子が苦手なはずの松本部長が、アマネ相手にすっかり魅了されてフラグ立てまくりです(笑)
まあ無理もない。最近の数君は硬さも取れてきた(気がします)し、押しに弱いうえに、松本部長に怒られたり冷たくされたりする度におどおどしたり涙目になってたりして可愛いですからねえ。この子の場合は絶対計算してやってないので、尚更です。
松本部長にはどんどん怪しの恋(自覚ないけど)にハマってもらうと良いと思うよ!
しかし非常に良い雰囲気(松本部長視点)な二人の背後にきよきよの影が!
楽しそうな二人の姿にショックを受けた清川君は、ヒロイン候補の全員に写メールを送ってしまいます。
さあ、どんなドロドロな展開が!
――とか思いましたけど、皆さん内心思うところはあっても、さほどの暴走はありませんでした。まあ作品の雰囲気的にもそうなりますよね。
ただ、この漫画に登場するキャラというのはその「内心」がズレまくった方向に突っ走り気味で、しかも上手く言葉で相手に伝えられないままに行動するもんだから、滑稽なほどにすれ違いまくります(^^
東峰さんも六徳さんも、外見だけなら正ヒロインの小西望を凌駕する存在だというのに……。
ていうか、なんでこの中学生たちはこんなに発育が良いんですか。くそう。<私情
数たちの通う学校では文化祭が近づいており、数には男状態と女装状態の二重生活を送っているキャラにお約束の難関イベントが迫ってきます。
人間関係も良い具合にこんがらがってきましたし、次巻ではさらに大きく動く、かも?
ところで、今回は本編の後に登場人物紹介が載っていたのですが――清川伍の項、「松本部長を攻めとするなら完全に受けである」って書かれてるんですが……。
そうか? それがオフィシャルで良いのか?
いやだってさあ、短気なキャラ(松本部長)が必ずしも攻めってこたあないでしょう。
それに3巻のコマケでコスプレしてた時! どう見たってキヨ×マツだったじゃん! きよきよ完全に攻め方だったじゃん。あれを忘れたとは言わせねえー。
ミンティ☆みんとのコスプレにしたってそうですけど、きよきよってどうにも存在が邪悪で、受けキャラって印象じゃないんだよなあ……。
やっぱり小西望の意見が正しいと思うよ?
2009年06月26日
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>ていうか、なんでこの中学生たちはこんなに発育が良いんですか。くそう。
・・・その頃を昭和で過ごした私にはまぶしすぎる
清川受けは私も気に入らないなあ。
松本は振り回される側であって主導権はどう見ても清川でしょう。
それにしても数は本当に朴念仁だね(背中に描いてあったけど(笑))
相変わらず押しに弱くはあるんですけど、それでも今回はかなり積極的に動いてますよね、数。
「数」の状態でも望とつながりが出来ましたし、チャンスであるとともに危機でもある文化祭をどう乗り切るのか、楽しみですね。
聞いた話ですけど、なんでも、BLでは精神的優位性が「攻め」を確定させることにはならないんだとか。
じゃあマツキヨが王道なのは本当なのか……むうう。
朴念仁Tシャツは絶妙のタイミングで使われてましたね(笑)