2009年06月03日

『チェンジH pink』の売り方に異議あり

 今日はちょっとネガティブ注意ですよ。

 先月、第一報が入って間もないころから懸念が伝えられていましたが、ど〜も悪い予感が当たりそうな気配。
 現物を読む前にアレコレ書くのは好みじゃないんですけどね〜、ちょおっと見過ごせないので一筆書かせてもらいますぜよ。

 女装・男装・性転換!TSアンソロ「チェンジH pink」7月発売

 記事によると、
「「チェンジH pink」が掲げるテーマは「トランスセクシャルコミック」。女装、男装、性転換など、異性へ変身する物語ばかりを集めるという。」

 ということですが……いやいや、それはおかしいですってば。

 TS(トランスセクシャル)と異性装(TV=トランスヴェスタイト)は別ジャンルです。
 近隣ジャンルなのは確かであり、わたしを含め、TSも異性装も両方イケるという人間はそれなりにいますが、個人の嗜好とジャンルの区分けは別問題。
 それに、TSは好きだが女装はまったく受け付けない、という人間も少なくないんですよな。そういう人間にとって、「TSモノです!」と言われて女装モノを読まされるのは愉快なことじゃない。今回は事前に情報が出てますが、そうじゃなかったら詐欺と罵られても弁護できないほどの愚策ですよ。

 あと疑問なのが、女装少年モノのアンソロなどは既に複数出ているのに、何故今更「トランスセクシャル」と銘打って異性装モノを含むアンソロ本を出すのか?ということです。
 異性装モノの本を出したいんなら、それだけで一本作りましょうよ。
 というか、最初っからテーマを「TS&異性装」という形で売り出してくれれば文句はないんですが……。商業サイドで「TSとは女装や男装のことである」という誤解を振り撒きかねないアプローチをされては、黙ってるわけにもいかないじゃないですか。
 少年画報社の編集部はもっと優秀だと思っていたのですが……。
 今からでもキャッチコピーの軌道修正等をしていただけないものですかね?

 もし、これで発売された本にデカデカと「トランスセクシャルコミック」と書かれ、その実、収録作の半数以上が異性装モノなどという有様になったら――さらに強く批判せざるを得ません。
 ああ、批判するのはあくまで編集部ですよ?
 本は絶対に買いますし、収録作品の内容は売り方とは切り離して評価させていただきます。
 声を掛けられた作家さんにも作品にも罪はありませんからね。繰り返しますが、わたしはTSも異性装も両方好きですし。

posted by nekome at 20:15| Comment(6) | TrackBack(0) | TS雑談
この記事へのコメント
乱暴な言い方ですが「腐男塾」もTSと捉えられている節があるのでは・・・

私のTSの定義は
「異性体に変身する、もしくはその方向へ向かっている」なのですがどうでしょうか?
ちなみに、女性ホルモンを投与した時点でTSと判定しますが(笑)



少々話が逸れますが、1986年1月ごろの海外ニュースで、
自国の牛肉を食べた7歳の女の子が初潮を迎えたというニュースをTVで見た気憶があります。
そのニュースでは10歳の男の子の胸が膨らんできたという報告もあり、ドキドキしてました(笑)
原因は牛を早く成長させるために女性ホルモンの大量投与だそうで、そのホルモンが多く含んだ肉を食べたためということでした。
自国の肉を食べなくなったら元に戻ったとニュースでは締めていました。

どこの国かは覚えてないのですが、現実に強制女性化が行われていたんですよ(笑)
Posted by ディグ at 2009年06月03日 21:01
女装ものと男装ものとTSものは、相性があまり良くないので混ぜるな危険(笑)


「英語が分からないのに辞書を引かずにうろ覚えの英単語を使う」という悪癖が蔓延してるのが元凶っぽい気が。

【sex】遺伝的性別、肉体的性別、形質的性別。

どのような服装をしたとしても肉体的性別"trans"は起きないので"trans sexual"にはならないし。

単純に「英語が出来ない日本人」の大部分は「性別="sex"」という誤った思いこみによってグダグダになってる感じ?(汗)
医学的な状況や生物学的な状況などの学術的専門分野的状況を除いて、一般的に使われる「性別」という日本語に対応する英単語は"gender"ですからー。
"unisex"も日本語だと度々「中性的」と誤訳されますけども、正しくは「両性適応」ですから。
"unisex"な服というのは、中性的な服という意味ではなくて「肩幅が広い男性の体格でも、腰が広い女性の体格でも着られる服」という意味ー……(遠い目)



ちなみに出産の最低年齢は確か6歳で、妊娠年齢は5歳だった筈。自然分娩は無理でしたけど、無事に出産して母子共に健康、とゆー。
で、その後あたりに陽気婢センセがそのネタで書いてた。
Posted by Alena at 2009年06月03日 22:01
>ディグさん
あー、あり得そうな話っすねー。

憑依や入れ替わりは瞬時に完全に切り替わっちゃうのでOKとして。
肉体が変化するものは、変化の過程を描いた作品であってもOKですね。
甘詰留太さんは「男の子←→女の子」で女体化&男体化途中のお話を描かれてるわけなんですが、これは良いTSモノだと思いますし。
というか、そんな実績のある甘詰さんに、TSじゃなくて異性装で依頼してたら、もう呆れるしかありませんね。

>Alenaさん
うい。越えられない壁があるというか、拒否反応強い場合もあるので無闇に混ぜるべきではないのですだ。

プロアマ問わず、辞書的な意味を無視してる人間が少なからず存在するのは困りますわー。
特に、商売でやるんならちゃんと勉強してもらわないと。
Posted by nekome at 2009年06月04日 21:25
お久しぶりです。
僕も、「女装? ぜんぜんOK」なひとです。
だもんだから、
女装させて、散々いじって、仕上げにTS薬飲ませるとかという妄想なんかしている自分はどうなんだ?(笑)と思うことも。

ちなみに自分としては皮モノというのがあるのを知ったときがかなりの衝撃でした。





Posted by もあ at 2009年06月05日 06:38
本当に女性化作品がはいってるといいんだけど……

もうねなんで、異性装を入れるのかと。
まあ、発売日にならないと分からないので、様子見します。
Posted by みのむー at 2009年06月05日 13:38
>もあさん
最終的にTS展開を持ってくるのなら、女装NGな人にも、途中の女装に目を瞑ってもらえる場合もありますね。

皮モノは最初のうち苦手だったんですよね。ファスナータイプのものは良くても、ボディスーツタイプのものはあまり楽しめませんでした。
その後、そっちもかなりイケるようになりましたけどね(^^)

>みのむーさん
あの記事の書かれ方だと、まるで女装・男装がメインで性転換がついでみたいな印象も受けます。
内訳がそのとおりでなければ良いのですが……。
もしTS作品が2・3本とかだったら、ジャンルにとっては迷惑の度合いの方が強くなってしまいます。
Posted by nekome at 2009年06月06日 18:06
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