新カテゴリとして「同人誌を作ろう!」を追加いたしましたー。
「@コミケカタログを読もう!」もこちらに移住です。
さて、うちのサークルも夏に向けて動き始めたところですが――
既存のTSサークルオーナー以外の方で、ちゃんと「コミックマーケット76参加申込書セット」を購入された方はおりますかね?
一人もいないとは言わせねえー。
準備期間はたっぷりあったはずじゃー。
もし会場で買い忘れたとしても、同人イベントオンライン申込用サイト「circle.ms」に登録すれば、まだ参加申込書セットは購入可能ですぜっ。
・「創作文芸」ってどんなジャンル?
オリジナルのTSモノで同人誌を作るのなら、ジャンルコードはおそらく200の「創作(男性向け)」か、615の「創作(文芸・小説)」になるでしょうね。
「男性向け」は、おそらくコミケ3日目のメインだと思っている方も多いでしょうから、説明は省きます。ていうか、そんなに詳しくないしネ!
漫画が描ける方に向いているエリアじゃないでしょうか。
「創作文芸」というのは、オリジナルの創作物よろず(小説・詩・俳句・短歌・替え歌)を扱うジャンル。
「入れかえ魂」さんもよく利用していましたね。うちも小説メインということで、馴染みのあるここで参加させていただいています。
「やる夫が同人小説家になるようです」を読むと、このジャンルの雰囲気がかなり理解できるのではないでしょうか。
「あそこにいるのが作者の○○先生」というのは本当にある話。
ただし、そういったプロやセミプロな人たちがクオリティの高い同人誌をたくさん並べている一方で、ごくごく小部数の本を並べてまったり過ごすサークルも多数……いや、大多数、かな?
「開場は11時」「夏は涼しい」などと言われ、東ホールの男性向けエリアとはだいぶ違う、のんびりした空気の流れているところです。
・TSで活動しているのをチャンスだと思え!
「やる夫〜」のコメント欄に、「創作同人小説一種類で100冊以上売るのはTOPクラス」「手にとって貰っても1冊も売れない、10冊以下は当たり前」「合計200〜300冊売れればその島で一番売れてる」と書かれています。
確かに、それは間違いじゃありません。
じゃあ、「単品で200部超えるTeiresiasは凄い」と言いたいのかって?
いえいえ、「18禁TS」ならばそれが出来る、ということを言いたいのです。
普段の自分たちの購買欲を考えればわかるはず。
我々のようなニッチジャンルの住人は、常に該当作に飢えています。好みの本(かもしれないもの)が出ているとわかれば、急いで買いに走るでしょう。
コミケという場においても、「男性向け」エリアに用のある人が多いであろうにもかかわらず、わざわざ遠い西ホールにまで足を伸ばしてくれる人がたくさんいる。
そういうジャンルなんです。TSというのは。
表紙イラストも挿絵も無し、完全に文字のみの、個人で仕上げた小説本であっても、それがTSモノであり、事前に充分な宣伝がなされているならば、初参加でも50部が狙えます。
これが18禁・イラスト付きとなれば、100部超えが狙える。
あとは工夫次第でしょう。
知名度ゼロ。自サークルをアピールする努力を怠っている、なんてことでもない限り、「10部以下」なんてことはあり得ません。
実力のある人ならば、うちの部数を超えるのだって容易なはず。
勿論、大量に頒布することだけがサークル参加の至上目的じゃありません。
けれど、「たくさん頒布できる」というのは「リスクが低い」ということ。
頑張って作ったのに殆ど手に取ってもらえず、がっくりとモチベーションが下がってしまう、ということにもなり難い。
売上が印刷代に遠く及ばず、参加の度に苦しい思いをする、ということにもなり難い。
むしろ、本当に頑張って本を作ったのならば、その苦労相応の結果を、充実した時間を受け取れるはず!
努力の見返りが期待できるっていうのは、幸せなことです。
TSファンであることを幸せに思いましょう。
創作経験不足な人間であっても、コミケという巨大イベントにサークル参加する際のハードルは、他一般ジャンルより低いのですから。
……当然、「TSモノであること」に胡座をかいていれば、見放されてしまうかもしれませんけれどね。
うちも気を抜いちゃいけませんなあ。
2009年01月09日
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この文章からnekomeさんのオーラみたいな物を感じます。
やってやるぜ! みたいな。
萌えて、もとい燃えておられますね。
私もこんな情熱を持って生きなければ…!
いくらかでも、心に火が灯りましたら幸いです(^^)
かなり前から、「入れかえ魂」のmiguさんがTS創作にかける思いを見聞きしてまいりましたからね。必然的にTS界全体の勢いを気にかけるようになっていました。
わたしが心配しなくても良いぐらいに、活力のあるジャンルになって欲しいですね!
去年の夏・冬で、最低限の挑戦はやってみせたつもりです。
そろそろ、他の人も動いていいはず!