2008年11月27日

『乙女革命アヤメの!』

 志茂文彦『乙女革命アヤメの!』(MF文庫J)

 腹黒い女の子は好きですか?
 わたしは大好きです!
 ……が、それは置いといて。
 なんと、1巻の最後まで読み終わっても、TSかどうかわかりませんでしたーーーーっ!(爆)

 主人公が目を覚ますと、自分が制服を着た超絶な美少女になっていることに気付きます。
 目の前にあった窓にはメッセージが(以下括弧内引用)。
「これはね、あなたへの罰!
 あなたはかつて、人の心をもてあそび、あなたを愛した人を利用し、裏切り、大勢の優しい人を傷つけたの。
 ここはあなたの煉獄ってわけ。罪を償い、赦されるまでは、そのままでいなくちゃダメよ。」
 こんなことを言われるのは男じゃないかなあ……と思いながら読み始めたのですが、いかんせん記憶を奪われている主人公。当人も、自分がかつて男であったか女であったかすらわからないのです。読者には確信できようはずがありません。
 女の子の前で服を脱ぐのを恥ずかしがったり、体育前の着替えにどぎまぎしたりしてますから、生まれついての女ではないんじゃないか、とも思ってしまうのですがー。
 
 あ、主人公が放り込まれたのは全寮制のお嬢様学校です。百合ん百合んです。実に男性読者好みな、ふぁんたじーな女子校です。
 甘甘空間追体験にはもってこいです。
 主人公が元男か女かはわかりませんが、「きっと元男なんだ」と思って読めば幸せでしょう(笑)
 「可愛い女の子になって女子校で「ごきげんよう、お姉様」とか言ってみたい」と思ってる貴方は、是非とも主人公と替わりたくなることうけあい。

 なんというか、とことん「汚いものがない」作品世界でして、本気でいかがわしいシーンなんかはありません。ないんですが、淫靡です。思わずにやけるソフトな淫靡。
 姫子(主人公と同じ容姿の、学園のアイドル。ただし腹黒)に虐められるのは快感になりそうです。というか、そんな酷いことはしてませんし。
 主人公は否定的でしたけど、姫子みたいに美しくて才能溢れる人にたぶらかされるのって、それはそれで幸せなんじゃないですかねえ。
 騙されるのも権利っす。わたしだって夢見させてほしいですよぅ。

 ……とまあ、ついつい桃色空間に浸りたくなる作品でした。
 しかし、終盤を読んだ印象だと、主人公はもしかして……。いやいや、ここは実際に読んで判断してもらいましょう。
 そして、2巻も買ってみるしかないんでしょうなあっ! 思いっきり続いてるもんなあっ!(汗)
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