2008年10月02日

蛸壺の外を見てみると

 ……いかん。
 かなり長文だというのに、多摩坂さんのお話があんまり面白いもんだから、つい「Interview with Webmasters」「マンガ編集はこんなに面白くて、やりがいがある」−現役編集者ブログ・ラノ漫を最後まで読んでしまいましたよ。
 人によっては、すんなり受け入れられる話ばかりではないでしょうけれど、一度読んでみることをお奨めしたいですねえ。
 良い刺激になると思います。
 ただの消費者に甘んじることに満足できない人や、何より、創作に携わる人には。

(言葉尻に振り回される人や、上を見上げて愚痴をこぼすタイプの人にはキツく感じられるかもしれません。そうであっても、「上を見上げて希望を見出す」人の言葉にも触れておいた方が良いと思うんですよナー)

 これだけだと取っ付きにくいと思うので、この界隈にも縁のある話題を引用させてもらいましょうか。
 多摩坂さんは、叩かれている作家に対しては「語ってくれるだけでもありがたいと思え」、「そんだけ世の中が動かせてるんだ」と言っているそうです。
 が、そんな理想というか、完璧さばかりを作家に求めても、良いものが生まれてくるとは限らないんですよね、現実。
 だから、読者に対してはこうお願いするわけです。
「読者を楽しませる才能を持っている人間っていうのは本当に少ないんです。その少ない中には線が太い人と細い人がいる。細い人をバッシングで失ってしまうっていうのはエンターテイメント業界にとってはあまりにもったいないんですよ。」
「だから、ファンなんだったら納得しなくていいから、文句は言ってやるな。君が文句を言っても線が細い作家は心が折れるだけでフェイドアウトするだけだから。出来が悪かったら無視してやれ、本当に好きなら。」
「やっぱり担当作家の中にいるわけです。一万人誉める人がいても、一人貶す人がいたら、その一つを見てへこむ人がいるんですよ。そういうのを見てると、非常にもったいない。だって、君、ファンなんだろ? 作品いっぱい見たいじゃない。そこでファンがモチベーションを削ってどうするのよ。」

 ――ほら、18禁TSファンなら、多くの人が目にしたことがある話題じゃないですか?
 ええ、某支援所で繰り返し発生する言い合いですよね。
 プロの世界でも、やっぱりこういう話ってあるんだなあ、と思っちゃいました。
 わたしとしては、多摩坂さんのお話は実によくわかりますし、賛同します。けど、そのことを宣伝するためにこの記事を書いてるわけじゃなくてですね(^^;
 興味を引かれたらインタビュー記事を読んでみちゃあどうかねえ、というわけなのです。
 作り、売り出す側の感覚っていうものにも、触れてみるのは良いことだと思うんですよね。

 ところで、支援所といえば、一向に復旧する気配がありませんね。
 確かな原因は知らされていませんが、外道企業の広告テロが関わっているとしたら、腹立たしいものです。
 んが、そこで愚痴ってても仕方ないわけでして。
 書き手さんはこの機に思い切って、発表の場を自分で用意してみたらどうかなあ、とか思うのです。
 最近は若い人たち(多分)に元気があるみたいなんですから、このまま手をこまねいて、燻ってちゃあ勿体無い。折角のエネルギー、惜しまず放出してほしい!

 まあ、それでサイトなりブログなりを開設した途端に、復旧する可能性もあるんですがナー(爆)
 その時はその時です。続けられるところまで続けてみりゃあいいじゃありませんか。新たな試みが、誰に対しても刺激を与えないなんてことはありませんぜ。
posted by nekome at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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