2016年11月27日

わたしを衝き動かすオレ@

 玄関の扉を通り抜けた瞬間、全身に寒気が走った。自室へ向かい階段を登っている最中には、まるで走った後のように心臓が早鐘を打ち始めた。
 風邪かとも思ったが、こんな風邪のひき始めが今まであっただろうか。なんにせよ大事を取って、家族が帰ってくるまで布団で横になっていた方が良いかもしれない。
 そう思いながら勉強机の脇に荷物を降ろし、顔を上げた先で姿見に映った自分の顔が目に入った。
 肩の少し上で切り揃えた艶のある黒髪。垂れ眼がちながらも大きな瞳。卵型をした顔の輪郭に、白く肌理細やかな頬。
 見慣れたはずの自分の顔を、気付けば凝視していた。
「かわいい……」
 無意識のうちに呟いた言葉にハッとなる。
「な、なに言ってるんだろわたし」
 友達から「かわいい」と言われることはよくあるし、自分の容姿に自信がないと言えば嘘になる。でもいくらなんでも、自分の顔に見惚れあまつさえ賞賛するなんて、そんなナルシストだったつもりはない。
「やっぱり熱でもあるのかなあ」
 よく見ると鏡に映る頬はうっすらと紅潮しているようだ。熱のせいで頭がバカになっているから、あんなことを口走ったのかもしれない。これはますます寝て休む必要がある。


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2016年08月22日

第2回憑依モノ祭り参加しています

 妄想力が大幅に減退して随分長いこと放置してしまったのですが、自分が書けないでいる間にも多くの憑依TS書き(描き)の方たちが現れてくれました。特に5~6月にかけては次々に新しい憑依TS小説やイラストが発表され、自分も多いに刺激を受けました。妄想力もそこそこ回復です。
 そこで、楽しませてくださった皆さんへのお礼も兼ねて――

 TS解体新書」さんの900万ヒット記念企画、
 「第2回憑依モノ祭り」に新作でエントリーさせていただきました。


 タイトルは『汚染拡大』
 色々ともったいないところもある気のする作品ですが、ブランクも長いので自分のモチベーションを維持できそうなネタで書かせていただきました。近いうちに掲載されると思います。
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2014年10月05日

憑依丸‐テニス部員編‐

「そこの男子たち! 見世物じゃないのよ。フェンスから離れて!」
 ポニーテール姿のキリッとした顔立ちの女子が声を張り上げる。女子テニス部の部長、九堂香澄だ。
 厳しい表情でラケットを突きつけられ、テニスコートの周りに集まっていた男子生徒たちは舌打ちをしながら距離を取る。中にはスマホを慌ててポケットにしまっている奴もいる。一応散ったように見える男子たちだが、九堂先輩がケチをつけられない程度の場所からテニスコートに視線を注いでいる。近くを通りがかっただけの奴も、一度はテニスコートの方に顔を向ける。
 あんな短いスコートを翻しながら動き回ってるんだから、野郎どもの目が集まるのは当然だ。ちょっと動いただけで中身が見える。勿論パンツが見えるわけはない。けれども、ヒラヒラのついたアンダースコートに包まれたお尻は、充分以上に扇情的だ。
 加えて、うちの高校の女子テニス部はなかなかに容姿レベル高めな子が多い。一度散らしたところで、どうせまたギャラリーは戻ってくるだろう。

 かく言う俺――井野崎恭弥もさっきまでフェンス前で目の保養をさせてもらっていたし、すぐに再開するつもりだ。
 ただし、未練がましくうろついている連中と違って、今はさっさとコートから離れていく。
 なにもコソコソと覗く必要はないんだ。夏休み前と違って今の俺には、特等席で拝ませてもらう方法がある。まあ、ある意味これ以上なくこっそりやるんだけどな。


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2014年09月28日

TS関連リンク3件追加です

 最近TS成分補給でお世話になっている憑依・入れ替わり中心なブログを3件、リンクに追加させていただきました。

 巫さんの「五千円です
 ホラーとTSの絡め方が上手いです。ダーク寄りな作品が充実しているのも嬉しいですね。
 特に、裏サイトである5000円です‐裏に掲載されている『亡霊犯』シリーズは、「亡霊と化した凶悪犯たちが憑依を使って次々に女の子たちを襲い、攫っていく」という某エロゲのような内容で大変興奮しました! 後日談的な作品も容赦なくてたまらないです。

 tsuniverseさんの「tsuniverse
 憑依・入れ替わりを中心にしたイラスト・漫画を公開されています。
 なんと言っても表情が素晴らしい。乗っ取られたor入れ替わった女の子の可愛い顔が、邪な欲望で歪められてしまうのが魅力的です!

 ヤードラット星人さんの「バッドエンドストーリー
 外道な男や魔物が美少女と入れ替わったり憑依したりして人生丸ごと奪ってしまう作品が揃っています。
 一片の慈悲もなくダーク一直線! 表情の落差が強烈なだけに、ビジュアルで表現する手段があるのって大きいなあと実感しますね。
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2014年09月21日

憑依丸‐病院編‐

「あーくそぅ、退屈だよなあ」
 夏休みに入って間もないうちに交通事故で入院。当然宿題もごっそり連れてこなきゃならなかったから、暇なわけじゃない。
 とは言ったって、遊びにも行けないのに宿題だけやってて楽しいわけがない。痛みに悩まされることも少なくなってきた今となっては尚更だ。
「やっぱ、コイツを使ってみるかな……」
 ベッドの横にあるテレビ台の引き出しから小瓶を取り出す。瓶の中には黒い丸薬が詰まっていて、黙っていれば胃腸薬か何かだと思うだろう。だが、これがそんなつまらないものじゃないことを俺は知っている。
 あの店で初めて手に取った瞬間に「知った」んだ。

 ビルとビルの間に埋もれた存在感のない建物。前日までその場所にあったかどうかさえあやふやな、薄暗くて中の様子すらよく見えないような怪しい店に、なんで足を踏み入れる気になったのか自分でも不思議だった。
 けれど吸い寄せられるように手を伸ばした、この丸薬入りの小瓶に触った瞬間、そんな疑問は吹き飛んだ。
 頭の中に流れ込んで来た、この薬の効果。自分の肉体を離れ、他人の肉体に入り込んで支配するという、非現実的なチカラを与えてくれるという。他人から説明されたら鼻で笑うか思い切り警戒するかだけど、もう脳内にその知識が「ある」んだ。信じるか信じないかじゃない。俺はこの薬が本物だと「知っている」。
 財布の中身はすっからかんになってしまったけど、迷うことなく買って店を出た。こいつがあればとんでもないことができる。期待ではち切れそうで、今にも踊り出したいぐらいだった。

 ……まあそんな具合に浮かれすぎてて、うっかり車に撥ねられたんだから馬鹿というしかない。
 おかげで入院なんてことになってしまって、この薬で遊ぼうなんて気持ちの余裕は暫く生まれなかった。
 でも入院生活にも慣れてきたし、また思わぬトラブルに見舞われる前に楽しんでおかないと。それに、ターゲットはもう決まっているんだ。

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posted by nekome at 21:06| Comment(8) | TrackBack(0) | 創作・憑依

2012年05月03日

女の身体をあげると悪魔が囁く『鏡の悪魔』

 幾夜大黒堂さんのステマブログ、久々に更新です(マテ)

 最新作「鏡の悪魔」『ペンギンクラブ』6月号に掲載とのことですので、昨日買ってまいりました。

 鏡の前でヒラヒラの服を着て悦に浸る可愛い子……となればこの時点で思いますよね! 「女装してるな!」と(笑)
 そして鏡となれば出てくると思いますよね。「自分と同じ容姿だけど肉体は女である存在」が!

 はい、ここまでは当たりです。
 掲載誌こそ違いますが、平行世界、精神コピーと続いた「「自分とチュー」するのがテーマの読切り」、3作目に当たるんですよねー。

 今回登場する「女の姿の自分」は自称合わせ鏡の悪魔。
 悪魔といえば誘惑する存在。

 「この身体はアナタが望む 理想のアナタの姿だから」 

 「この女の身体になりたいと思わない? 
  アナタの魂をこの身体に移しかえてあげる 
  そしたらこの先 一生を理想の姿ですごせるわ」 


 勿論報酬に魂を請求されますが、それは天寿をまっとうした後とのこと。
 そんなこと言われたら(ただしその姿が理想的なものだったらですが)――頷いちゃうに決まってるじゃないですか!

 ここからエロシーンに入るわけなんですが、「男の肉体から女の肉体に魂を移し替える儀式」とエロの絡め方が巧いですねー。
 モチベーションを高めさせるために悪魔が使う方法なんかも、実に的確にTS願望持ちのツボを攻めています。過程でも愉しませる! 良いサービスです。

 それで、本当に女の子になれるの? エロシーンが終わったらすぐエンドだったりしない?と気になる方もいるでしょう。
 大丈夫です。彼はちゃ〜んと理想的な女の子の肉体を手に入れます。

 た・だ・し……

 契約した相手は、悪魔なんですよねえ。
 いやもう、軽く悲鳴を上げてしまいましたよ(笑)

2012年03月27日

正義を名乗らないTS魔法少女『魔王な使い魔と魔法少女な』

 懺悔しなければなりません。
 名古屋で開催された『魔法少女まどか☆マギカ展』を堪能することを優先して、本書を読むのが遅れたことを。
 そして全国のTSファンに命じなければなりません。
 『魔王な使い魔と魔法少女な』を――全力で買い支えよ!!

 みみとミミ『魔王な使い魔と魔法少女な』(スーパーダッシュ文庫)

 アキバblogさんが発売直後に記事書いてくれたので、初動は悪くないと思いたいんですが……出遅れたっ!
 この作品はすぐに読んですぐに宣伝して少しでも初動売上に影響与えて編集部営業に数字を見せつけるべきだったっ……! この才能を埋もれさせてはいけない!
 
 一応最初に言っておきますと、イラスト効果もあってビジュアルのギャップはなかなかですが、本文中でのTSモノとしての描写は決して濃いものではありません。
 が、主人公がTSするラノベで自分が今まで読んできた中では――ぶっちぎりに面白い!

 主人公の男子高校生・朝霧瑞希は捨て猫のような少女を発見(ダンボールハウス製作中)。彼女が所持していた「契約書」に誤ってサインしてしまったところ、魔法が発動。少女は瑞希の「使い魔」となってしまう。
 少女――リノは魔界の王、「魔王」を自称。事情があってこちらの世界で単身過ごすことになったのだが、先立つものもないし瑞希がうっかり「使い魔契約」してしまうしで色々困っているので同居させてほしいと懇願してくる。
 そう悪い話でもないのだが返事を渋る瑞希。何故ならば、彼には他人に知られたくないとある事情が――


 (こっから先はネタバレ含み&新鮮な読書体験を損なう恐れがありますのでご注意ください)

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posted by nekome at 00:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 感想・小説・TS

2012年03月06日

君になったことで、君の名前を知った『ぼくは麻理のなか』連載開始!

 『漫画アクション』(2012 3.20 NO.6)で押見修造さんのTSモノ始まったああああああああああああああああ!!
 ってちょっと待ってどんだけ続くの、どんだけ続くの今年のTSモノ攻勢は(汗)

 第1話サブタイトルが「童貞少女」というど直球な始まり方の『ぼくは麻理のなか』
 主人公の青年・功は大学デビューに失敗し、今や通学もせずにダラダラと無為に日々を過ごすばかり。
 彼の楽しみは、毎晩決まった時間にコンビニですれ違う美しい女子高生(功曰く「コンビニの天使」)を目で追うことだけ。
 名前も知らない彼女に惹かれ、コンビニから彼女の家まで後をつけることが日課になって早一年近く。
 告白する勇気なんてない。
 乱暴を働く気なんて毛頭ない。
 ただただ、彼女の後をつけるだけ。
 彼女の近くにいたいだけ。
 彼女を少しでも知りたいだけ。

 そんな功が、いつものように彼女の後をつけていた夜――

 ぷっつりと記憶は途切れ、目覚めた功は、「彼女」になっていた。

 彼女の身体。
 彼女の服。
 彼女の部屋。

 彼女の姿に変身してしまったわけではない。彼女そのものになって、彼女の生活空間に存在しているわけです。
 一番考えやすいのは憑依なんですが……まだ情報が少なく(と言うより、あからさまに隠されている)ので断定はできません。

 それよりも語りたいのは、この作品の「気付き」のシーンが神だということですよ!

 TSモノで「性別が変わっていることに気付く」シーンは重要……ってつい最近も同じこと描きましたが、『ぼくは麻理のなか』における「気付き描写」は他の追随を許さないかもしれません。
 @肉体が別人になったことにより、違和感を覚える。
 A自分の部屋ではないことに気付く。
 B女の子になっていることに気付く。
 C鏡で姿を確認する。

 ここまで丁寧に描かれている時点で合格レベル。ですが、まだ続くのですよ……!
 憧れの少女になっている! ならば、と改めて部屋の中を確認。

 D家具・制服・ぬいぐるみ等の「所有物」に気付く。

 E生徒手帳で名前を確認する。

 生徒手帳で名前を確認する!

 これを大ゴマで描いてくれるとは……っかー! わかってますな押見修造さん!
 憑依や入れ替わりなどで「個人情報を把握していない人物になってしまった」場合、「何者になったのか」を知るのは凄く重要なわけですよ。当然といえば当然ですけど。
 憧れの少女そのものになったというのなら尚のこと、その娘のことを知りたくなるわけです。
 憑依・入れ替わり等によるTSは支配欲を満たすことにも繋がるものですが、「相手のことをもっと知りたい」という欲求に応えるものでもあるのですよ。
 名前も声も、趣味も知らない憧れの君。
 名前を知りたかった憧れの少女。

 その娘になったことで名前を知った。

 これ、凄く良い描写です。「実在する他人になってしまうタイプのTS」における喜びが、これだけ力を入れて描かれているとは……1話目から早くも感服です。

 また、TSコメディなどでは基本ドタバタと騒がしく描かれることの多い「気付き」のシーンが、かなり静かに、抑えて描かれているところも本作の特徴ですね。
 (自覚直後に叫ぶぐらいはしますが)
 台詞も少なく、しかしひとつひとつ丁寧に、他人になっていることを、異性になっていることを、憧れの少女本人になっていることを確認していくのです。
 思わずこっちまで泣いてしまいそうな圧倒的クオリティ……。良作の気配を強く感じますね。
 第2話は4月3日発売の8号掲載とのことで、見逃せません!

2012年03月03日

着込まれた彼女

 ちょっと近道をしよう。
 彼女と一緒の時に、それも既に日の落ちた時間に、そんなことを考えたのがいけなかった。
 ビルとビルの隙間、薄暗い路地裏を通っている時に、彼女と繋いでいた手が「きゃっ!?」という悲鳴とともにぐいっと引っ張られ――引き離された。
「な、何?! やだ、離して!」
「千紗!?」
 振り向くと彼女――千紗を後ろから羽交い絞めにしている男がいる。男、なのだろう。レンズに色のついた眼鏡とマスクをしているので顔はわからないが、体格から見ても男に間違いない。
 いや、そんなことはどうでもいい。もっと恐ろしいのは、男の袖口から、銀色に光るなにかが姿を覗かせていることだ。
 もしかして、刃物か何かを持っているのか?

「いや、た、助けて!」
「お、おいお前! 千紗を離せ!」
 内心震えながらも声を張り上げると、今まで黙っていた男の口から、くぐもった声が漏れた。
「……大声を出すなよ。まあそう焦るな。今から面白いモンを見せてやるからよぉ」
 ガタイから想像した通り、男の腕力は相当強いみたいだ。片腕で千紗を拘束したまま、袖口から銀色に光るなにかを引っ張り出した。ずるずると、やけに長細い……ん? あれは、え?
「見てのとおり、ファスナーだよ。ただし、ただのファスナーじゃないぜ。よく見ておけよ」
 言いながら、男はファスナーの片方の先端を千紗の後頭部へと近づけていく。

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posted by nekome at 23:42| Comment(7) | TrackBack(0) | 創作・皮

2012年02月26日

怒涛のTSウィークを振り返る

 ちょっと週の後半仕事が忙しかったこともあって感想を書けていない作品も多いのですが、今週発売された単行本・雑誌の新連載・新TSシーンで自分が直接買って確認しているものをざっと並べてみましょうか。

 地域によっては先週末の時点で入荷していたものもあるようですが――
 『アイドルプリテンダー』単行本1巻発売。
 『ヒーローの秘密』単行本1巻発売。
 『ツイてる勇者さま!』発売。
 『ぬらりひょんの孫』最新第百九十幕、イタコの少女に13代目秀元が憑依。

 『山田君と7人の魔女』連載開始。

 『No girls no life』単行本発売。
 (↑「桜木陽の受難?」が該当)

 『にょたいかっ』単行本4巻発売。

 なんなんでしょうこのラッシュは(笑)
 感想記事どころか読むだけでも追いつきません。嬉しい悲鳴をあげてしまう状況です。
 
 しかも今週のみならず、今年に入ってからは――
 『妄想奇行 Adolescence Avatar』単行本発売。
 『NOT LIVES』単行本1巻発売。
 『アンリアルアンソロジー 入れ替わり・憑依ファンタズム』発売。
 (↑多数の作品が該当)
 『なりゆきショウガール』単行本発売。
 (↑多数の作品が該当)
 『サイ:テイカー 2人のアルテミス』連載開始。
 『ハカセが助手でオレがオレで。』掲載。

 まさに怒涛の勢いでTSモノが出版・掲載されており、しかも質の高いものが多いのですから驚かずにはいられません。

 「TSブーム」と呼ばれるものは去った、というのが自分の認識です。
 その代わり、TS(出版社によっては「性転換」とのみ記述する場合も多い)というものがジャンル・シチュエーションのひとつとして「アリ」だと、多くの出版社が考えるようになったのでしょう。
 そのため、元々TSモノが描きたかった作家・漫画家さんの企画が通りやすくなり、また編集側からの働きかけによって生み出されるケースも出てきたのだろうと。
 爆発的に売れることはそうないと思うのですが、「一定数以上は堅実に売れる」のではないかと推測できます。アキバblogさんで扱われることも多いですしね。

 「ブーム」の場合は粗製乱造が懸念される――というか、実際ひどいものも目にしたわけですが、「定着」によって、少し状況が変わってきたように感じられます。
 このジャンルのお約束を押さえつつ「一般読者が読んでも面白い」作品や、ひと捻り加えた作品が増えてきたのではないでしょうか。
 『山田君と7人の魔女』を読んだ月華さんの「時代はもう、単にTSを描くのではなく、TSで何を描くか、の段階になっているのだな、と思う。」という言葉はなかなか的確な認識だと思います。

 
 こうなってくると、商業媒体での広がりに比べて、コミケに参戦しているTSサークルの数と規模がちょっと寂しく感じられますねー。
 やはり、ジャンルを牽引するのは愛好者自身でなくては! 負けてられませんよ!
 ということで、今年はもう一度同人誌を出そうと考えております。
 ただ、夏はちょっと会社カレンダーとコミケの日程が相性悪くてですね……コピ本を配り歩くか、委託するのがせいぜいだと思うのです。
 しかし、冬でしたら休暇とコミケの日程が上手く合う可能性がかなり高いので、サークル「Teiresias」としてのオフセット本を、今年の冬コミで出すことを目標にします!
 さあ、無事メンバーは揃うでしょうか……!
posted by nekome at 13:37| Comment(2) | TrackBack(0) | TS雑談
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